サボテン・多肉植物展 そして・・・・(本日2便め)


4月17日から22日まで福岡植物園の温室ギャラリー室で「サボテン・多肉植物展」が開催されています。多肉植物約350鉢と自生地等の写真約25点が展示。

本日行って来ました。初日の午前中に行ったにもかかわらず大勢の人が見に、そして買いに来ていました。

                      
素敵な寄せ植えですね。この作品を見て、何人かの女性が小さなサボテンを沢山購入していました。きっと同じように素敵な作品が出来るでしょう。

          
王冠のような形をしたサボテンやパイナップルのような形をしたサボテンもあります。

          
九州サボテンクラブの方から、とても興味深いサボテンのお話を沢山伺いました。あまりにも詳しいので、おそらく外国にもサボテンを見に行かれていると思い伺うと、砂漠の中に咲くサボテンのことなど、映像が浮かんでくるように話してくださいました。

興味深かったのはサボテンの棘のこと。広大な砂漠の中で赤い棘をつけるサボテン。鳥が実と間違えて飛んでくることで、受粉を助けるそうです。そして小さな虫などを食べてくれるそうです。
先日知った桜の蜜腺のことを思い出しました。自然の摂理って本当に凄い!

神仙玉
この鉢植えのサボテン。もはや私の中では砂漠の大きなサボテンになっていて・・・・。
空から真っ赤な大きな棘が実のように見え・・

                        
          
その後はサボテンの棘を見ても、とても面白く見ることが出来ました。

簡単に育つものもあれば、白く細やかな棘に覆われたサボテンは温室を持っている人が育てるのに適していると伺いました。
          

バオバブの木に似たサボテン それ程大きくはならないそうです。
          

植物園の温室には巨大なサボテンがいくつもありますが、今回は多くの種類のサボテンを見ることが出来ました。
       
温室の外では
ポカポカ陽気に誘われ モグラも活発に動き始めたようです。モグラ塚が沢山見られました。 
          

そして数日前とは全く違う風景に。   春の植物園は目が離せません。
          

そして、目が離せないのが日本のニュース
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今日の朝のテレビで報道していた「呆れた」ニュース

「秋田が飽きた」に
東日本大震災からの復興を支援する国のキャンペーン「東北観光博」の公式ホームページの
英語、中国語、韓国語版で誤訳が多数見つかり、管理する観光庁は日本語以外のホームページを一時閉鎖した。自動翻訳機能ソフトを使ったため固有名詞が直訳されたといい、訂正して今月
下旬に再開する予定としている。

誤訳の例として、歌人石川啄木の法要「啄木忌」は「Woodpecker mourning」(キツツキ喪)*秋田県の生保内(おぼない)関所跡は「Barrier trace in life insurance」(生命保険における関所跡)*秋田は「tired」(飽きた)−など。仙台市の「旧伊達邸」はローマ字表記で「きゅういたつてい」に。*秋田県男鹿市の伝統行事「ナマハゲ」に至っては中国語で「はげ頭病」の意味になり、秋田県だけで30カ所以上あった。

観光庁はホームページ上に「機械翻訳によるもので100%正確なものではない」と注釈をつけたが、日々の閲覧数が1万回を超えるようになった今月以降、誤訳の指摘が相次いだ。
秋田県は「観光はイメージで左右される。しっかりしてほしい」、宮城県は「復興に向けた大切なイベントなのに、あまりにレベルの低い間違いだ」と批判。観光庁は一時閉鎖を謝罪し「見つけるたびに直してきたが、作業が追い付かなくなった」としている。[新聞報道より]

一体誰が翻訳したのか、そして何故誰もチェックしなかったのか、信じられません。

こんなことでは東北の観光地に迷惑がかかるばかりでなく、日本への信頼 を失ってしまうのではないでしょうか。

日本への観光客は東日本震災前でも、世界で一番外国人観光客を迎えているフランスの10分の1に過ぎず、震災後はフランスの8%まで落ち込んでいるそうです。

 「YOKOSO!JAPAN」の大キャンペーンもあって、推進する日本政府観光局は多くの情報を集め、日本国内向けのサイトには詳しく公表していますが、肝心の外国観光客向けの「YOKOSO!JAPAN」のサービスが貧弱です。 外国人観光客を相手にしているのに、外国語の表示は英語、ロシア語、フランス語、中国語(2種)、韓国語、ドイツ語など8種類しかないのです。
「観光大国へ」の掛け声は一体どうなっているのでしょう。

先日の北朝鮮のミサイル発射日の政府の対応もお粗末で、現在の日本政府は有事に適切な対応ができないことを世界中に晒してしまいましたが、こんなことでは、今日のニュースで報道された時期よりも前に日本は先進国から脱落してしまいそうに思えます。情けない事です。