カルミアの花
カルミアの花に会いに福岡植物園に行きました。このところ毎日バラ園には通っているのですが、バラ園の近くに咲いていると言う カルミアはまだ見たことがないのです。
カルミアはアメリカ東部原産でアメリカシャクナゲとも呼ばれます。葉は厚くて光沢があります。
アメリカのコネチカット州とペンシルバニア州では州の花に選ばれているそうです。
見つけました!満開です。
花一つの大きさは2㎝ほどですが、10〜50個もの花が1つのまとまりになって咲いていて、木全体を白い花で覆い尽くしていました。
ツツジ科 カルミア属 別名「アメリカシャクナゲ・ハナガサシャクナゲ」
つながった5枚の花弁。花はパラソルのような形にも見えます。
その中の星型の萼が白い花の美しさをより引き立てています。
蕾はまるでコンペイ糖か メレンゲのお菓子のよう。可愛くて美味しそう!
でも、葉はグラヤノトキシンを含み有毒なのです。特に一部の種は羊が中毒しやすいようです。
カルミアの花を見たのは初めてでした。
世界中にはいろいろな植物が生息していて、花を咲かせるものだけでも25万種類以上が存在していると言われています。
自然界が生み出す花の数々。その不思議な素晴らしさを1つでも多く楽しむことが出来たら良いなと思っています。