1秒長い珍しい日  珍しいゾウコンニャクの花

今日は午前8時59分59秒と午前9時0分0秒との間に、8時59分60秒という「うるう秒」がある、いつもより1秒長い日。

毎日ボーッと過ごしている私にとっての1秒は、100分の1秒を競うプロのアスリートとは違い 普段は意識しない時間の単位ですが、今日の1秒は少し意識して、午前9時を迎えました。

意識しないとはいうものの、以前放映された1秒の世界と言うTV番組。やはり、時と共に刻々と私たちの周りの世界は変化しているのですね。

◆「生きものたち」と地球の1秒
1秒に地球が太陽のまわりを29.8m進み
1秒に小腸で170万個の細胞が生まれ替わり
1秒に20匹の動物が日本に輸入されています。

◆「生きものたち」と地球の1秒
1秒に79個の星が爆発してその生涯を終え
1秒にハチドリが55回はばたき
1秒に世界の人口は2.4人増え
1秒に世界中の鶏が3万3000個の卵を産んでいます。

◆「生きものたち」と地球の1秒
1秒に世界中で3人が新たにインターネットユーザーになり
1秒に世界中の港でカツオ1,850匹分、3.7トンの魚が水揚げされ
1秒に地表の平均温度が0.00000000167℃上昇し
1秒に0.002種、つまり7分に1種の生物が絶滅しています。

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午前9時を見届けて、朝の散歩がてら、福岡植物園に珍しい花を見に行きました。

ゾウコンニャク(サトイモ科コンニャク属)と言う珍しい花です。

東南アジアに分布する、コンニャクの仲間でエレファント・ヤムとも言い、直径約25cmの、ゾウの頭のような花を咲かます。草丈1〜2mの多年草で地下にゾウの足ような球茎があります。

          
花序の下の黄色い部分が雄しべ、その下の白い部分が雌しべです。(黄色い部分の下を覗いて雌しべを確かめたのですが、既に受粉していて、めしべの白色をよく見ることが出来ませんでした。)雌しべは独特の悪臭を放って虫をおびき寄せます。
                   においはやや不快でした。
          

                                        7月1日撮影