野川の散歩 楽しみが一杯

夕方から雨が降ると言う事で、午前中に散歩に出かけました。
今年はいつもより早く美しいツツジを見ることが出来る野川です。
          

          

ツツジの足元を見るとカラスノエンドウ(烏野豌豆)が咲いていました。
          

幼い頃小さなカラスエンドウを摘んでおままごとに使いました。
花も似ていますが、サヤエンドウそっくりな実を付けます。

このカラスノエンドウはタンパク質が豊富で、戦中・戦後の食糧難時代には、花が咲く前の柔らかなときに、よく摘まれて食べられたと言う事を最近になって知りました。
新芽や若葉を炒めものにしたり、 若芽や、タネの膨らんでいない薄くてペラペラの柔らかい若鞘は天ぷらにしたり、軽く塩を入れた熱湯で茹でてさらして、和え物・汁の実などにして食べることも出来るそうです。

名前を知らない野草も沢山咲いていますが、名前を知って居ても知らないことが沢山ある植物。
まだまだ散歩の楽しみは広がりそうです。