ミステリーツアー 行った場所は
添乗員コロッケ西村秀治と行くミステリー(バス俳句第十弾) 第一観光
昨日行ってまいりました。
行く前にいろいろ想像をめぐらしていましたが、果たして・・・・・・・5つの場所とは・・・・・
その1 旧唐津銀行(推測当たり)
明治45年(1912年)に竣工した旧唐津銀行本店。唐津出身の建築家「辰野金吾」が、唐津近代産業の牽引役であった藩校の同級生「大島小太郎」より依頼を受け愛弟子の「田中実」に設計をに委ねた。田中は、師匠の故郷であることに配慮し、建築全体のデザインには典型的な「辰野式」を採用するとともに、「建築家田中実」として赤レンガ調タイル等を用いた独自のデザインを取り入れ出来上がった建物。
明治時代この建物はひときわ目立つ存在だったのでないかと思われます。
その2 七山温泉(武雄温泉ではありませんでした。)
小さい温泉でしたが、とても気持ちの良いお風呂でした。昼食はヒラメと烏賊のお刺身でした。とれたてはやはりおいしいですね。
その3 宝当神社 添乗員さんからのプレゼントは、宝くじでした。(推測大当たり)
佐賀県唐津市の沖合いにある高島という小さな島。ここは参拝した人が高額当選続出していると
うわさの、お宝の神社がある島です。 ここから その島に向かいます。
その4 唐津城 旧高取邸 (推測当たり)
(時間が少ない為どちらか一つしか観ることが出来ませんでした。
私は唐津城を見学することにしました。九州の炭鉱王、旧伊藤伝右衛門邸と麻生大浦荘は以前
見学したので、比較するためにも、炭鉱王のお屋敷 旧高取邸は、今回一番訪れて見たいところでしたが、お城も見ないわけには行きません。次の機会に来ようと思います。)
唐津城は、豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高によって慶長7年(1602)から7年の歳月を費やして築城されました。東西に伸びる松原が両翼を広げた鶴のように見えることから、別名「舞鶴城」と呼ばれています。 雨の唐津城もなかなか良いものです。
その5 おさかな村 (予想外)
唐津魚市からあがったばかりの新鮮な鮮魚や、お菓子など名物が揃う大きなみやげ店です。
大きな生簀のあるさかなコーナーもありました。干物やイカしゅうまいが人気だそうです。
この日は ほぼ雨の1日となりました。が それは後に美しい光景をプレゼントしてくれました。
訪れた場所 旧唐津銀行・唐津城・宝当神社の事は、おいおい詳しく書こうと思って
居ります。
**********************************
「俳句」はと言うと・・・・。
今回のツアーは参加者38名。バスでお隣に座られた82歳のご婦人は俳句歴20年以上の方。
忙しいツアーな中で、いつ詠むのかと思いきや、皆さんいつの間にか詠んでいらっしゃいました。
1人一句を書き、添乗員さんが全ての俳句をまとめてコピーして下さり、人気投票で上位3位までが商品を頂けます。句の方は全員ではなく24人の方が参加しました。
私が詠んだ句。このような句しか思い浮かびません
いにしへを 偲ぶ城郭 冬の雨 (平凡すぎる)
城壁の 時空にしみいる 寒の雨 (蝉の声を思い出してしまう)
海と山 寒さをも統(す)べ 唐津城 (何だか意味不明)
三句とも納得できるものではなかったのですが、仕方なく最後の句を提出しました。
(当然のことながら人気投票上位には選ばれませんでした。)
ツアーでは、無記名だったこともあり、恥を掻くことはありませんでした。あえてここで恥を(書く)ことにより、上達の一歩にしたいと思います。
人気投票で選ばれた句
初俳句 善男善女の 食事会
初詣 欲出し願う くじの運
ぬくもりが 絆となって バスハイク
バスの中では商品付のクイズなどもあり、和気あいあいとしたツアーでした。毎月このツアーに参加している常連の方も多かったです。
堅苦しくないツアーでしたし、私はお隣の席のご婦人に俳句のことを色々伺うことが出来
とても有意義な1日になりました。
帰りのバスの中では、参加者のどなたかが、匿名で佐賀の美味しいお饅頭を全員に差し入れして下さいました。
ところで添乗員さんのコロッケ西村さんは、コロッケさんにはあまり似ていなかった様な…。
一生懸命参加者に楽しんでもらえることを考えている真面目な青年で、俳句も何句かご披露されました。
物まねのコロッケさんを想像していたので、俳句もダジャレをいれ旧唐津銀行に着いたらきっと
「初吟行 選びし先は 旧銀行」なんて言うのではないかと想像していたのですが、正当な俳句を披露してくださいました。
帰路雨上がりの高速道路上には大きな虹がかかり、虹のアーチをくぐり続けるようにバスは走りました。