初めて見るヒゼンマユミの実
福岡植物園も春爛漫に加速度を増して近づいています。
私の大好きな菜の花が今満開です。
花の香りの中を密蜂も慌ただしく飛び回っています。
マンサクの花も今満開。
バラ園には色とりどりのパンジーが植えられました。花が開いたら見事でしょうね。
実が青いときは見過ごしていた地味な木。その木に黄色の実が無数についていました。
ヒゼンマユミの実の美しさと可愛さに釘付けになりました。
熟して裂けているものは中から濃いオレンジ色の種がのぞき、それが又一段と華やかさを増しています。形は鈴のようで何とも言えぬ愛らしさです。
(3月3日撮影)
この木は本州山口県と九州以南に分布するそうです。それで(分布する地域に住むのは初めて)
今まで見たことが無かったのですね。花は、4〜5月目立たない緑の花を付けます。
とても、珍しい木のようです。
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅰ類に指定されているニシキギ科の希少植物ヒゼンマユミの実には、 がん細胞の増殖を抑える効果があることが、徳島文理大学の橋本敏弘教授(生薬学)らのグループの研究で分かっているそうです。
****************************************
落ちていたヒゼンマユミとモミジバフウの実を拾ってきて・・・・・・・・
小さな調味料入れにビゼンマユミの実を生けてみました。その愛らしさに何度も目が行ってしまいます。
キャンデイーカップにモミジバフウの実を置いてみました。この実は複雑な形をしています。
自然の造形美は何物にも勝りますね。