一心行の大桜

昨日一心行の大桜 桜 ゴールデンスペシャル」と言うバスツアーに行って来ました。

博多(8:30)一心行の大桜(樹齢約400年。九州を代表する一本桜)阿蘇ファームランド(自然食健康バイキング)−昭和園(地元の人しか知らない桜の名所)−キムチの里(試食とお買物)−菊池公園(昨年大好評!高台から眺める約1万本の桜)−フードパル熊本(ワインの試飲とお買物)−熊本城(3/24から『お城祭り』。ライトアップされた夜桜を観賞※入園料200円は各自払い)博多(20:00頃)

バスは博多から約2時間半走り『一心行』の大桜に着きました。
まだ五分咲きの桜が見えてくると「わ〜残念」と言う声が上がりました。皆がどのほどこの桜に期待していたのか分かります。

一心行の大桜
推定樹齢:400年
名水で有名な阿蘇の旧:白水村にある「一心行の大桜」。この桜は天正8年(1580年)に島津氏との戦いで矢崎城(宇土郡三角町)で戦火に散った峯伯耆守惟冬(みねほうきのかみこれふゆ)の菩提樹とされています。妻と息子は故郷のこの地に帰り御霊を弔うために一心に行をおさめたということで「一心行」の名が付いたとされています。この桜は半円形のボリューム感のある大桜でしたが2004年の台風にあい、半円形であった大桜は中央部の幹が折れ今はM字型になっています。

広大な自然の中にぽつんと1本の桜。 5分咲きの桜は はじめ遠くから見るとあまり綺麗だとは思えませんでした。

          

周囲は柵で囲われて保護されています。

          

初めの感想と違ってきました。なかなか綺麗 周囲を廻る間に感想が変わる、それほど大きいのですね。
          

こちら側は花が開いています。幹廻り約7.35m、高さ約14m。昭和初期の落雷により幹が6本に裂けたため、ドーム型に広がる美しい形となったそうです。2004年の台風では中央部の幹が折れて形がM字型に変形してしまったそうです。長い年月の間に受ける自然災害が桜の形を変え今見ている形になっているのですね。

          

桜の周りを廻ると 迫力を感じます。幹の太さが樹齢を語っています。陽のあたる方は桜も開いていて色も綺麗です。樹齢400年の桜はやはり見事!。

          


桜の下にはお墓のようなものが何基かありました。

          

大きいので、いろいろな表情を見ることが出来ます。

                   
桜の樹齢は九州で5番目ですが、九州で一番人気がある桜だそうです。
阿蘇雄大な自然の中に1本だけ堂々と咲く桜はとても見ごたえがありました。
一周して見ると大感激。満開になったら益々迫力を増すのでしょうね。

テントが張られ多くの売店が出ていました。

                    満開の時の一心行の桜 
          

阿蘇ファームランドで昼食
今回はお食事だけでしたが、阿蘇ファームランド雄大な敷地の中に宿泊施設などがあり、ゆっくりと泊まりがけで来たいと思うような所でした。

和洋中の健康ブッフェ料理は全部のお料理を見ることが出来ないほど種類が多く充実していました。
阿蘇健康農園の新鮮な野菜を使った和・洋・中の色とりどりのお料理。煮物や蒸し物、焼き物などに、ハーブや薬味を使ったお料理は、美味しさだけでなく健康を補助することを目的として考えられているそうです。薬膳料理もありました。
タラの芽と淡竹(筍)の天ぷら等季節の味を楽しみました。

          


昭和園
桜も綺麗でしたが、ここはツツジで有名な所だそうです。「地元の人しか知らない桜の名所」と旅の
案内に書いてありましたが、確かに案内のとおり、「地元の人しか知らない」?どの地元にもある
桜の美しい公園でした。
あと1週間ほど遅く来たら、ツツジと両方見ることが出来たかもしれません。

眼下にはあけぼの団地が広がっていて、なんだか仄々とした桜の名所でした。

          

キムチの里
阿蘇の大地が育んだ高原野菜を使った漬物が販売されていました。キムチだけでなく色々な特産物が売られていました。ここで旅の7大ポイントの一つ桜のソフトクリームのプレゼントがありました。

                    

菊池公園
1870年(明治3)、明治天皇の勅命で創建された菊池氏居城跡、城山山上に鎮座する菊池神社
その南に広がるのが菊池公園、ここの桜は満開でとても綺麗でした。公園内には徳富蘆花などの多くの文学碑や記念碑がありました。

観月楼展望所から    10000本の桜が植えられています
         

平和塔(明治から太平洋戦争に至る戦死者を祀る塔)

          

沢山の碑

            

桜を見た後足湯に入りました。温泉地ならではですね。(温度が高めの足湯です)

                    

フードパル熊本
フードパル熊本は、熊本市北部の小高い丘の上にひらけた食のテーマパークです。花と緑に包まれた257.500平方メートルの敷地には食品会社の個性的な建物がならび、製造工程や資料室の見学などが出来ます。今回は熊本ワインに寄りました。お買い物タイムとしてツアーでここは何度か来ている所です。
                     

いよいよ私の一番楽しみにしている熊本城に向かいます。
バスの中では、帰宅が遅くなる為お弁当が配られました。 朝はメロンパンとジュースでした。
                       

熊本城
❀満開の桜とお城 

          

熊本城からの続きは次回ご紹介します。


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桜 旅の思い出

2007年4月15日〜16日 「三春の滝桜・鶴ヶ城会津武家屋敷・飯盛山」を旅しました。

その時見た福島県の三春の滝桜(小雨の中の見学でした。)樹齢1000年以上のべ二シダレザクラです。
          

                        満開時の三春の滝桜 
          

昨年は震災の為ライトアップも、シャトルバスの運行もできませんでしたが、今年は例年通りに
戻ります。今日現在つぼみですが、もうすぐ満開の花を見ることが出来るでしょう。桜は元気です。