咲き競う「桜の小径」のサクラたち

本日2便目

福岡植物園の植物園緑の解説員の方に教えて頂きながら園内のサクラの花を見る4月の植物
観察会に参加しました。

まだまだ知らない桜がありました。そこでご紹介します。(写真は今日見てきたほんの一部です。)
イトククリ
          
                                          14日撮影     
ウワミズザクラ    
教えて頂かなければ桜と気がつきませんでした。まだ蕾が多い状態です。
          


ギョイコウ
          


ウコン
          

ショウゲツ
          

サクラのつくりについて、観察しながら旗弁,托葉、鱗片、など細かい見方も教えて頂きました。

サクラ類の植物には写真の示すように葉の付け根には必ず小さい器官が付いています。この器官は蜜腺(花外蜜腺)と呼ばれるもので、蜜腺は若い葉の頃は花の中にある蜜腺(花内蜜腺)と同様に蜜を分泌してアリなどをおびき寄せる働きをしています。アリが蜜を頂くついでにガなどの卵や
孵化したばかりの毛虫などを餌として持ち帰ってくれるのです。今日初めて知りました。

          

蜜腺の出来る位置は種類によって微妙に異なり花のない時期に主なサクラの種を見分ける目安となります。
          

桜の開花時期は、立春からの最高気温の合計が540℃という概算法があると言うことも教えて頂きました。

福岡植物園の近くに移転してきてから、今までとは違った花の見方が出来、面白さが倍増。
春を満喫している毎日です。