満開のハカタユリ

初夏の装いになった福岡植物園

珍しいハカタユリが今見頃です。

ハカタユリ
中国中南部原産で、鎌倉時代日宋貿易の中で博多にもたらされたとされています。
咲き始めは黄色、時間の経過とともに白く変化していきます。

                     咲き初めの ハカタユリ
          

                     徐々に白に変わります。
          

ハカタユリは、ウイルス病やイノシシの食害などで、ほぼ絶滅に近い状態だそうです。
国内の植物園等でも、その数は少なく、なかなか目にするのが困難なユリです。

                     良い香りが漂っていました。 
          

花ショウブも見頃です。
          

そしてヒヨウヤナギとキンシバイも。似ていますが おしべの長さが違います。
                       ビヨウヤナギ
           
                          キンシバイ 
          
タイサンボク
良い香りがするので見上げると タイザンボクの花が満開でした。 
           
高木ですので花の全貌を見ることが出来ません。嬉しいことに入り口に一輪飾って下さって
いました。この心遣い流石ですね。
          

温室ギャラリー室では「ウチョウラン山野草」が開催されています。 
ウチョウラン山野草でランの仲間だそうです。小さな可愛い花、初めて見る花ばかりでした。 
         
          6月9日撮影