幕末の角皿
今回ご紹介する幕末の伊万里角皿は何かと出番が多いお皿です。
サンドイッチ、春巻き、鍋物の材料、何を盛り付けてもテーブルが華やかになります。
縦横 約35×35㎝ 涼しげな藍色がとても気に入っています。
縦横 約22×22㎝
このお皿の縁は細かい波状になっています。繊細な感じで素敵です。
これらお皿の裏面の周囲をめぐる唐草は幕末の伊万里に良く見られるものです。
下の銘款は1820年〜1860年に見られるものです。 今回ご紹介したお皿の銘款はこれが変化した物だと思われます。
幕末に作られた角皿は比較的手に入れやすい価格で売られています。
今は以前よりもだいぶお安くなっていますので、上の写真の一番小さいものなら1万5000円以下でも購入できるかもしれません。
古いお皿を1枚持ち、実際に使って見ると今までとは違った気持ちになれるのが不思議です。
作られた頃の出来事、歴史上の人物がより身近に感じられるようになるかもしれません。
何よりも1枚のお皿を囲み多くの話題がうまれる事は間違いありません。