織田廣喜美術館 

                  
九州に移転してきた時、是非とも行きたいと思っていた場所が三ヶ所ありました。
軍艦島山本作兵衛の絵を観に田川市石炭・歴史博物館 に行くこと、この二つは達成しました。
今日やっと残っていた、織田廣喜美術館に行って来ました。
                                                                        
                 織田廣喜画伯は福岡県の嘉布市ご出身です。
          
          
織田廣喜画伯は先月98歳で亡くなられました。100歳過ぎても絵筆をとられているお姿を想像して居りましたのに残念です。

叙情的で優美な女性像を得意とした画家で、60年以降、パリをしばしば訪れては町並みを描き続けました。フランスの芸術文化勲章シュバリエを受章。二科会理事長を名誉理事長もされていました。日本の洋画壇の重鎮でした。

                画伯の赤い帽子の少女は人気のある作品です。

          

                

美術館は画伯の作品を常設展示するいわゆる『個人型美術館』でした。画歴を時系列にそっての作品の展示や代表作である「讃歌」、「水浴」などの大作、織田廣喜が描いた水彩、デッサン等を沢山展示しています。 興味深かったのは、林忠彦氏が写した織田廣喜が手作りで建てられた自宅やご家族の写真でした。


素晴らしい絵を堪能した有意義な1日でした。