増税の実感   財務省のマインドコントロール

増税増税と言われていますが、少し先の事ですし実感はありませんでした。

ところが昨日実感!

満期になった定期預金を、新たに定期預金にしたところ書類が届きました。

その書類に2013年1月から実施される復興特別所得税の事が書いてありました。

今までの預金の利子にかかる税率は、所得税が15%、住民税が5%、合わせて20%になっていますが、復興特別所得税が導入されると、所得税が「15.315%」、住民税は変わらず5%なので、利息にかかる税率は合わせて「20.315%」になります。

今でも少ない利子がますます少なくなってしまいます。

増税と聞いて給与所得や事業所得の事と漠然としか考えておりませんでしたが、年金などの雑所得のほか、預金利息や株式の配当、公社債の利息、などにも上乗せされる税だと言うことを改めて実感しました。これに消費税が上がるとなると日本の経済はますます冷え込みそうですね。

昨日発表された数字によると今春の大学卒業者55万9030人のうち、就職したのは35万7285人で、就職者を卒業者で割った就職率は63・9%。

今回は、就職者のうち契約や派遣など正社員でない非正規雇用の調査も初めて実施したところ、2万1990人で3・9%だった。アルバイトやパートなど「一時的な仕事に就いた人」(1万9596人、3・5%)と「進学も就職もしていない人」(8万6638人、15・5%)と合わせ、22・9%が安定的な雇用に就いていなかった。

進学も就職もしていない人の内訳も初めて調べ、「就職や進学準備」が5万3054人(9・4%)、就職や進学準備もしない「ニート」が3万3584人(6・0%)。

就職できても、10年前と比べ生涯賃金は1割も減っていると言われています。
この様な状況での増税はいかがな物でしょう。今の若い人は本当に大変です。

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先日財務省のマインドコントロールという本を読んで分かったことは、今まで増税も致し方ないのかなと思っていた私もいつの間にかマインドコントロールされていたということ。

この本では復興増税や消費増税をしなくともやりくりできることを具体的財源を挙げて説明しています。
                              
                                    
この本を読むといかに財務省の権力が強いかがわかります。「国破れて財務省あり」とまで書かれていました。野田総理は財務官僚にとって「パペット=操り人形」ではなく、「パーなペット」だそうです。

本書では、復興増税や消費増税をしなくともやりくりできることを具体的財源を挙げて説明しています。今の民主党政権下ではこのような努力がされることはないでしょう。全くの期待はずれの政党です。1票を投じた私はこのような党だとは思ってもいませんでした。

中でも驚いたのは、IMF国際通貨基金]をも財務省が操っているという事実でした。日本政府は
IMFに巨額の出資を行っており、その見返りとしてIMFが「国際的な天下り先」になっているのです。IMFのナンバー3は財務省からの出向だそうです。

新聞などに、IMFが日本の財政状態を分析し「消費税を上げる必要が有る」などという記事が掲載されますが、このような発表の影にも財務省の暗躍があるらしいのです。IMF天下りポストに就いた人物から「IMF声明」として日本に情報を送っているというものなのです。

この本に書かれていることが本当であれば、日本は完全に官僚に情報をコントロールされた国家です。

今まで 国際機関である「IMF」の発表は正しいと思って信じてきたのですが、このような構造では真実を知ることは国民にとっては難しい事です。どうしたら良いのでしょうね。

野田総理の政治生命をかけた「消費増税」。いつのまにか「社会福祉との一体改革」はなくなってしまいましたが、財務省野田総理にはそれはどうでもいいことなのでしょうか。

これから国民の生活はどうなっていくのでょう。