散歩道で見つけたアンティークショップ

緑の多い町成城の散歩は毎日発見があります

国分寺崖線上に位置する神明の森みつ池付近は 湧水が流れる音が心地よい素敵なお散歩コースです。

神明の森みつ池には東京都23区内では2か所しか自生していないゲンジボタルや、絶滅危惧種に指定されている動植物が数多く残っています。

特別保護区ですが、年数回の観察会には中に入ることが出来ます。
          

先日久しぶりにこの神明の森沿いのお散歩中に気になった白いお家 
          

今日はドアが開いていましたので覗いて見ました。

ファイヤーキングやオールドパイレックスや可愛い小物が置かれているアンティークショップ
「百白花」です。

        店内は写真を撮って参りませんでしたので百白花のHPより転載させて頂きました。
                    

カフェオレボウルと呼ばれている古いボウルもありました。

大きな丼ほどの大きさのものから小さな物まで揃っていました。初めて知るアンティークです。
こんなに大きなボウルで珈琲を頂くのかしら?どのようにして持つのかしら?

最近カフェなどで大ぶりな器で飲み物を出して下さるところもあるので・・・・・でも少々疑問でしたので・・・・調べてみました。

ヨーロッパでコーヒーが飲まれるようになったのは1800年代。高価な物でしたが、1920年頃になると庶民も朝食に沢山飲めるようになりました。そのころから大きめのカフェオレボウルが沢山つくられるようになったそうです。
日本ではカフェオレボウルと呼ばれていますが、フランスでは19世紀にはスープボウルと呼ばれていたそうです。実際にはスープを入れたり、コーヒーにパンを浸し、スープのようにスプーンですくって飲んでいたようです。納得。 

今ではコーンフレーク入れに使うことが多いようです。
                    

アンティークの他にも、成城の自然の恵み 木の実や紅葉した葉などで使った オーナー手作りの素敵なリースが沢山飾ってありました。

若い方の生活の中にスタイリッシュな新感覚で取り入れられそうなアンティークがある百白花。
ホットする店内とオーナーのお人柄。またいつかご紹介したいと思います。
          

12月は何かと慌ただしい毎日ですが、神明の森付近のお散歩中に不思議な空間に迷い込んだ素敵なひと時でした。


                        百白花  住所 東京都世田谷区成城4−27−23
                               定休日 水曜日・木曜日