昔はペットの名前でも銀行口座を作れたのに・・・・預けた私のお金は4月1日からは銀行の物?

犯罪による収益の移転防止に関する法律」の改正にともない、平成25年4月1日以降、銀行口座の開設や、 200万円を超える大口の現金取引、10万円を超える現金の振込を行う際に、本人確認のほかに職業や取引の目的の説明が義務付けられるようになりました。

口座を開いてあげる…なんてことは言えません。今は銀行に口座を開設させて頂くのです。

法人に関しての口座開設はとても厳しく
1.名称、本店や主たる事務所の所在地
2.来店された方の氏名・住所・生年月日等
3.事業内容
4.取引を行う目的
5.議決権保有比率が25%超の方の有無・氏名・住所・生年月日が必要です。

融資を受けるわけではなく、取引してあげるのにです。厳しい!
完全に立場が逆転してしまいました。
          
一昨日振り込みに行きました。購入した商品の代金を振り込むためです。現金と、本人確認の為免許所を持って窓口に行くと、1枚の紙を渡され職業、取引目的を書かされました。

知ってはいたものの実際記入させられると、自分のお金なのに,何故?と少々不満。「私のお金で私が購入した物の代金を払うのに!」

振り込むのでさえ面倒なのに、いざ急に大金が必要になったら、銀行預金から引き出すのは厳しいでしょうね。もし1人暮らしの人が 病気になってお金が必要な時は誰がどうやってお金を用意するの?

これからは全てカードで払ったほうが便利。利用限度額をわざわざ下げて貰っていたクレジットカード。早速会社に電話して最大限度額まで戻していただきました。

加えて銀行から証券会社のMRFに少し移しました。今のとこ証券会社ならATMで、一日200万円まで引き出しが簡単に出来るからです。

私が幼いころはペットの名前でも、架空の名前でも銀行口座が作れたことを思いだしました。
のどかな時代でした。