北欧の旅 オスロ〜ロフトフースへ

3日目後半
昼食の後はノルウェー政府の指定する景勝道路ハダンゲルヴィッダ渓谷を通りフィョルド地区へ7時間のドライブ。
ロフトフースにある今日の宿泊ホテルウーレンスバングに向かいます。
        
オスロをスタート
        

        
          
        
                  美しい姿の木造教会
        

        
          
             
四大フィヨルドのなかで最もゆるやかで、のどかなで牧歌的な風景を持つハダンゲルフィヨルド
果樹が沢山植えられて居ますが、今から 800年ほど前にこの地を訪れた僧侶が植えたそうです。
        


        


ヴォ―リングの滝
ハダンゲルフィヨルドの近くヴォーリング滝は、約182mの絶壁から落下するノルウェー屈指の雄大な滝です。
        

ヴォ―リングの滝近くにたたずむトロール 
        
ハダンゲルフィヨルド奥地にある人気リゾート、ロフトフースに入ってきました。
        

ウーレンスバングホテルに到着
ハダンゲルフィヨルド地区ロフトフースにたたずむ歴史ある王室御用達のホテル。
1846年の創業ながら設備も整っておりスタッフが笑顔で出迎えてくれます。
ホテルから望むハダンゲルフィヨルドの景観は息をのむ美しさです。
ホテルの後ろには45万本もの果樹園も併せ持っているそうです。
このホテルは作曲家グリーグの定宿であったと言う事ですので、その痕跡を探すのも楽しみです。
        

        

夕食
ウーレンスバングホテルの夕食のスモーガスボードは種類も豊富で豪華。
どれも丁寧に作られています。
初体験のトナカイの肉で作ったハンバーグにも挑戦。さっぱりしたお味でした。
飲み物はホテル自家製のアップルソーダ―を頂きました。
       
         
宿泊したフィヨルド側の部屋から見る眺めは素晴らしかったです。
部屋も素敵でした。疲れてしまったのか部屋の写真を撮り忘れてしまったようです。
翌朝旅の4日目 早く起きたのでホテル内を探検。
ホテル内には、いろいろな展示がされており、そのなかにグリーグのコーナーもあり,自筆のサインもありました。
        
ノルウエーの豪華なクラシック調度品と明るい現代の調度品が調和して置かれています。
        
        
ホテルの館内にグリーグが宿泊した部屋が開放されているかもしれないと探したのですが、見つかりませんでしたので庭に出て見ました。
まだ薄暗い中ホテルの庭を散策 フィョルドを眺めながら歩いていると小さな小屋がありました。
        
暗い時に見た時はトロールかと思い 怖くてよく見なかったのですが、ホテルのスタッフがフロントに出ていらした時にグリーグの事を伺うと、実はこれがグリーグの像や作曲時こもった小屋を移設したものだとわかりました。

もう一度見に行くと、グリーグと家族の像でした。
        
         
小さな小さな小屋の中を覗いてみるとピアノがありました。
グリーグ1878年初めてこのホテルに宿泊。以後数年にわたり、ロフトフスで夏の時期と一冬を過ごしました。彼はとてもこの地が気に入り、このホテルのそばに作曲小屋を建て、作曲に専念したそうです。
ペールギュントの付随音楽の中の「朝(夜明け)」や、叙情小曲集の中の「春に寄す」、「ホルベルグ組曲弦楽四重奏曲ト短調などの楽想はこの地で得たといわれています。
        
        
        
        
ホテルの後ろにある果樹園を見学しようとホテルのスタッフに伺ったら、道路を挟んで山側のりんご畑の事を教えて下さいました。こちらで良く食べられている小ぶりなリンゴでした。
         
ホテルを後にする時に スタッフがお見送りにでていらっしゃいました。
まるで日本の旅館の様な丁重なお見送りに感激。素敵なホテルでした。