マダガスカルの旅 成田―バンコク―アンタナナリボ
2015年10月24日からクラブツーリズム「レッドツインギーとバオバブ並木 マダガスカル11日間」の旅に
参加しました。
いつも帰ってすぐに書く旅行記。今回はマダガスカルから帰国して3日後にニューヨークに出発した為 旅の思い出を書くことが延び延びになってしまいました。
時が経ってしまって記憶も大分曖昧になっていますが、ラオスの旅に行く前に簡単ですが記録しておこうと思います。
マダガスカル共和国
アフリカのインド洋に浮かぶマダガスカル島を領土とする共和制国家。長さ約1,570km、最大幅約580kmで世界第4位の大きさを持つ島です。1億〜1億5000万年前にアフリカ・インド両大陸から分離したため、キツネザルやカメレオン、バオバブの樹など、独自の進化を遂げた動植物が多く見られることで知られています。
人種的には、紀元１世紀頃にボルネオからやってきた海洋民族マレー人の子孫です。
農業が主産業で、国民全体の約80%が農業に従事しています。90年代半ばより国営企業民営化、投資法改正、貿易自由化等の自由化政策により、97年以降一定の経済成長を遂げました。また米国のアフリカ成長機会法（AGOA）によって繊維産業の輸出が急速に拡大。しかし、2002年前半の政治危機が悪影響を及ぼし、経済成長率が-12.7%を記録。現在国内外からの投資奨励、農民・小規模企業家に対する金融システム確立等を発表し、経済再建に務めています。
バオバブやワオキツネザルなど自然に恵まれ、観光業や資源などが豊富な平和でのんびりした国をイメージしますが、約90％の世帯が1日2米ドル以下（人口の70パーセントが 一日1.25ドル以下）で生活していると言う世界の最貧国の一つです。
今日は成田空港からタイのバンコクを経由して、マダガスカルの首都･アンタナナリボへ向かいます。
参加者は関西と成田の両空港から出発し、バンコクのスワンナプーム国際空港で合流します。
午前11時タイ航空ＴG0641便はバンコクに向けて成田空港を飛び立ちました。
タイのバンコクまでは約6時間30分。時差は−2時間
タイ航空のサービスはとても行き届いていて、心地良い時間を過ごすことが出来ました。
6時間30分のフライトの後バンコクに到着。
バンコクで大阪、名古屋からの参加者と合流して総勢18名の参加者と添乗員さんはマダガスカル航空MD-011便に乗り換え17時30分バンコクのスワンナプーム空港を離陸。
マダガスカル航空に搭乗するのは今回初めて。1962年フランスから独立した２年後に国営会社として開業。
株式会社とは言え株式の大半を政府が保有しており、実質的な国営です。
時間の遅れだけでなく、急に出発が早くなったりするのは当たり前。それだけでなく急に飛ばなくなったりと、日本では考えられない航空会社です。今回の参加者の中にも、前回出発２日前に飛行機が飛ばないことになり、再度この旅行に申し込んだと言う方もいらっしゃいました。
今回はダブルブッキングで参加者数人の座席がないと言うトラブルがありましたが、添乗員さんの頑張りで無事皆搭乗することが出来ました。
搭乗間もなく、キャビン･アテンダントがスプレー式の殺虫剤を機内に散布して回りました。
マダガスカルはWHOが指定するマラリア汚染地域なのです。
殺虫剤をまかれる前にマスクをするのを忘れてしまい、吸い込まないようにしばらく息を止めていました。
機内も写真の通り。心配していた安全面も、緊急時の対応についても、丁寧な説明があったので一安心。お食事もサービスも不満は有りませんでした。
ビジネスクラスのシートは2mあり、175度のリクライニングも可能でした。
8時間35分のフライトの後、マダガスカルのアンタナナリボに到着！マダガスカルと日本との時差は−6時間。
草原の中に延びる滑走路イヴァトゥ国際空港は小さく、飛行機を降り、建物に入るとそこはもう入国審査場。ローカル空港の感じですが、出迎えゲートにはすごい人数の人がいて少々びっくり。
空港でアリアリに両替
ユーロやドルで買い物できるところは限られていて、スーパーや土産物店は現地通貨のみと言う事なので、5000円を両替。1アリアリ（AR）=約0.05 円
今夜のホテル「オーキッド」は、５階建ての３つ星。
イヴァット国際空港からバスで15分程、約3kmのところに位置するホテルです。
ホテル到着は深夜12時を過ぎています。モーニングコールは3時30分。シャワーを浴び、明日の用意をしていたら深夜1時を回っていました。早く寝なくては！！！
