マダガスカルの旅 ディエゴ・スアレス アンバー山国立公園
2日目 前半 アンタナナリボ〜ディエゴ・スアレスへ
今日は北部の町ディエゴスアレスに行きます。
ディエゴ・スアレス
マダガスカルの北部に位置するディエゴスアレスは、ブラジルのリオに次いで世界で2番目に大きな湾に面しており、古くからヨーロッパやイスラム圏の人たちの交易地として、また船舶の停泊地として発展してきました。近郊にはレッドツィンギーとよばれる鋭い岩山の連なりや、滝の多いアンバー山国立公園、貴重な動植物とグレーのツィンギーで有名なアンカラナ特別保護区などがあります。珍しいT字型のバオバブの木など、マダガスカルで見ることのできる8種のバオバブのうち7種を見ることができます。
朝4時 朝食用のお弁当を受け取りホテルを出発。空港まではバスで15分なのですが、アンタナナリボは渋滞が多い為、6時発の国内線に乗るのに早めに出発。
渋滞に巻き込まれることなく着いた空港はまだ暗い。
アリアリ紙幣やマダガスカル航空の尾翼に図案化されているタビビトの木が生えていました。
タビビトの木は高さ10-30mの常緑高木で、バナナに似た葉が扇型に見えるところから、オオギバショ(扇芭蕉)の和名がついています。名前の由来は、茎に溜めた雨水が旅人の喉を潤したから、四方に伸びた葉が道しるべのようだから、などの説があるそうです。エリマキキツネザルが送粉者として知られているこの木は建築用材としても重要な木で幹は柱になり、葉で屋根を葺き、葉柄は壁にします。
アンタナナリボから1時間15分のフライトの後7時15分にディエゴ・スアレスに到着。
空港から4WDの車6台に分かれ、アンバー山国立公園へ向かいます。
乗った4WDは埃らだけ。エアコンも効かず乗り心地は非常に悪い!でもこの不快感異国に来たことを実感でき結構好きなのです。時が過ぎればこれも良い思い出になります。
アンバー山国立公園
アンバー山国立公園はディエゴ・スアレスから約40㎞の所にあります。降水量が多いので植物の生育が非常に良く、山の中にはシダ類やタコノキ等この地方特有の植物が見られます.カンムリキツネザルや、サンフォードキツネザル等7種類のキツネザルや爬虫類、昆虫、両生類等も多く生息しています。世界一小さいカメレオンもいます。
アンバー山国立公園ミニハイキング
蚊よけの為に、防虫スプレーを衣服にかけ いよいよハイキング。
2時間~3時間のミニハイキングですので、今回は地図の3番4番、そして6番の滝まで歩きます。
木々は生い茂っているものの、比較的歩きやすい平坦な道を歩いて行くと大きな蛇
いました!カメレオン
何に会えるかワクワクしながら歩きます。
触ってみると柔らかい。ガイドさんがカメレオンの詳しい説明をして下さいます。
この木の名前は象の足
珍しい植物 沢山の種類のカメレオン カンムリキツネザルに会うことが出来ました。
ミニハイキングの後は公園内のロッジで昼食
マダガスカルでは背中にコブのあるセブ牛を至る所で見ました。
昼食のメインは魚とセブ牛のどちらかから選択。見慣れない牛の姿からはお味は期待できないものの、日本では食べることの出来ないものを是非ともトライしたいと思い、「ゼブ牛のステーキ」をチョイス。
ところが、このセブ牛のステーキ ジューシーでとても美味しいかったのです。
公園内のロッジでお昼を食べた後は、フランス山のT字バオバブやビーチ、日本軍人の慰霊碑の見学です。