干し柿の作り方

昨年12月13日に渋柿を売っているお店を見つけ早速購入。お店で渋柿を買うのは初めての経験でした。東京では渋柿を売っているお店を見たことはありませんでした。
その干し柿が美味しく仕上がりました、(約2週間で出来上がり、既に食べ始めています。)

皮をむき、荷造用の紐でくくり、カビ防止の為に焼酎を霧ふきでかけ、吊るします。数日たったら干した柿をもみます。今回使った柿は大きな平たい柿でしたので、下に引っ張るようにもむと、干し柿らしい形になりました。

作り方は以上です。2週間もすれば甘くなります。好みの硬さになったら取り込みます。

小さい頃自宅に柿の木が3本あり、そのうちの1本の木にはしぶ柿がなりました。大きな瓶に柿を並べ、焼酎をふりかけておくと、甘くなるのです。柿は透き通るような橙色になり、柔らかくなります。冬の寒いときに暖かいこたつに入り、甘く柔らかくなった冷たい柿を食べるのですが、私は柔らい柿の感触があまり好きではありませんでした。なぜ干し柿にしなかったのか、母亡き今になっては知るよしもありません。もしかしたら出来ない種類があるのかと思い果物屋さんに伺ったところ、どんな渋柿でも干し柿になると知りました。

          
東京に戻り住むようになったら、干し柿を吊るすのにも放射能汚染を気にしなくてはならないかもしれません。

自然の恵みと、それを守る環境の大切さをしみじみ感じ、干し柿を味わっています。