「ロマンあふれる古代史ツアー」

久しぶりに茶色のポチ(キャスター付の小型バックを私はこう呼んでいます)を連れての1泊旅行。九州の魅力は美しい風景、おいしい食材、それだけでも充分ですのに、帰宅してからも、古代史のロマンの夢の中にいるようです。

今回は朝倉と言う限られた地域だけを廻ったのですが、そこにはロマン溢れる遺跡が一杯

朝倉地域広域連携プロジェクト推進会議が企画して下さった
「古代あさくらを駆け抜けた卑弥呼神功皇后斉明天皇 ゆかりの地を巡る歴史探訪
モニターバスツアー」

まずは昨日天神を出発して、1日目の神功皇后のゆかりの地数か所、そして平塚川添遺跡を見学のあとの、宿泊する原鶴温泉ビューホテル平成に着いてからの事をご紹介します。

今回は見学した場所もとても多く、どれも歴史的に重要な場所でした。次のブログでご紹介します。

日本古代史上で未だ解明できない最大のテーマ「邪馬台国が何処にあったのか?」それを書道家の井上悦文氏が解き明かしてくださる講演を伺うことが出来ました。
「目からうろこ」です。

書道家のお立場から、三国志の中の「魏書」の代30巻の、「東夷伝」の「倭人条」いわゆる「魏志倭人伝」が出来た時代を中国書道史の観点から解き明かして解説して下さいました。「魏志倭人伝の原本は草書体であったはず」そう気づいた先生は魏志倭人伝に登場する国名を草書体で読むことで、その国名の中国古音の発音と倭名類聚抄記載の郡郷名がほぼ一致することを解明、
「女王卑弥呼が制した21国の場所」を確信されます。その一つ一つを説明して下さいました。

先生のお話を伺いながら、私が感じたのは、実際に書道家として多くの字を書かれる中で体感として持たれている、草書体のくずし方、字を書くスピード、そしていろいろな材質に字を書かれたことがなければ思いつかないインスピレーションに 歴史的見地が加わりより確実な解明の手がかりになったのではないかと思いました。

とにかく素晴らしい講演でした。このお話も又後日ご紹介します。

長い間論争されてきた「邪馬台国は何処にあったのか」その論争に終止符が打たれるかもしれない。そう考えるとわくわくすると言うより、直接先生のお話を伺えたことは厳粛な気持ちになります。 

宿泊する原鶴温泉 ビューホテル平成に到着。

原鶴温泉の中でも一番高い場所にあるビューホテル平成。知人が話していた通り、素晴らしいホテルです。    
          
筑後川雄大な流れ、筑後平野 耳納山系が一望できる ホテルの屋上で(屋上は普段は入れないのですが)景色を見ながら、井上先生からこの地域の歴史を伺いました。               

          
会場で先ほど少し触れた 井上先生の邪馬台国の場所を解き明かして行く講演の後・・・・

夕食

          


                  

一品一品が丁寧に作られた豪華なお料理を頂いた後は・・・


筑後川の鵜飼い    蛍も飛んでいました。
          

鵜飼いを見学した後はゆっくり原鶴温泉 ビューホテル平成の温泉に浸かりました。
              

次のブログで1日目からの見学場所をご紹介したいと思います。

「古代あさくらを駆け抜けた卑弥呼神功皇后斉明天皇 ゆかりの地を巡る歴史探訪モニターバスツアー」参加出来てよかった!