作って見ました!淡竹寿司

近くのスーパーで長いたけのこを見つけました。

先日上陽町の夕食で頂いた淡竹で作ったお寿司「ホタル寿司」(6月9日のブログでご紹介)をお手本に早速作って見ました。

お店では「長筍」として売っていました。
野菜担当の方に伺っても、淡竹と長筍の違い、そしてお寿司の事はご存じありません。

近くで買い物をしていらしたご婦人にも伺いましたが、やはりお寿司は作ったことは無いとおっしゃいます。

もっと長いものもありましたが、初めての長い筍、固さもわかりませんでしたので、中くらいのものを購入。       長さは85cmありました。写真に写っている部分は一部分です。

          
「ホタル寿司」のタケノコと違っていても、食べられないことは無いと思い購入。
皮をむくと下の部分は緑色です。筍ではなく ナ! ナンじゃ!竹そのもの。

破竹の勢いと言うので、てっきり「破竹」と書くのかと思いましたが、調べてみると「淡竹」と言う
種類の竹があるのですね。長筍と書いてありましたが、これ多分「淡竹」に間違えないと思います。
                                 

見たところ美味しそうなところは3分の1しかありません。それでも全てを茹でてみました。

アクが少ないのでそのまま茹でても良いそうですが、米のとぎ汁で茹でました。
淡竹は孟宗竹より短時間で茹でることが出来ます。

茹でた後お出汁で煮た白いタケノコの部分にすし飯を詰めました。(節の部分はあらかじめ箸で崩しておいてから詰めます)

出来上がり! お味は上陽町で頂いたお寿司と同じお味に出来ました。

緑の部分は「えぐみ」はありますが食べられます。

一番下の緑の部分は流石固くて食べられないので、盛り付けの時の飾りに使っても良いですね。     
          

日本にはおよそ600種類以上もの竹があり、その中で、食べられるものは5種類だけのようです。

■孟宗竹(もうそうちく)
日本のたけのこ名産地の多くがこの孟宗竹。ほとんどがこのたけのこ。
寒山竹(かんざんちく)
西日本に多く見られる竹。九州南部が有名。
■真竹(まだけ)
日本古来の竹で、少しアクが強い。
■淡竹(はちく)
関西や九州など西部に多い竹で、真竹によく似ているが細め。アクが比較的少なく、淡白な味。
■根曲がり竹
東北や山陰、北海道に多い細めの竹。ササ科。小型で細く、食べやすい。あっさりしている。