天草 イルカウォッチング

昨日「クルーザーで行く!感動のイルカウォッチングと天草車海老&真鯛姿造り料理」 と言う 日帰りバスツアーに行って来ました。

博多駅(8:45)-松橋IC−三角西港(石積埠頭やムルドルハウスなどレトロな港町を見学)天草五橋パールライン(車窓)―天草(天草プリンスホテルにて車海老と真鯛の姿造り料理の昼食)―五和町二江港〜イルカウォッチング〜二江港―藍のあまくさ村(日本一の天草四郎像を見学、お買物)―博多(20:00)  

三角西港
廻る順番が当初の予定と変わり、まずは三角西港
三角西港(みすみにしこう)は、明治三大築港のひとつであり、明治政府の国内統一、殖産振興の政策に基づいて建設された地方港湾の1つです。オランダ人水理工師ムルドルの設計によって、明治17年から明治20年にかけてつくられました。現在も当時の都市計画・石積埠頭がほぼ無傷のまま残っています。

旧高田回漕店
この味わいある建物は、明治20年代に建てられた回漕問屋。回漕問屋とは、沿岸航路で旅客、貨物輸送の取り次ぎをした問屋(どいや)のこと。4隻の汽船を所有していた。大正時代に三角東港ができるまで旅客・貨物輸送で大いに賑わいました。   
                       

龍驤館(りゅうじょうかん)と浦島屋
龍驤
大正7年明治天皇の即位50周年を記念して宇土郡教育界が建てた木造平屋建ての洋館。
浦島屋
浦島屋は明治20年(1887年)ごろ、有明海に面して建てられたコロニアル様式の2階建てホテル。小泉八雲もここを訪絶賛したそうです。
          

旧三角海運倉庫
現在はカフェになっています。
          

築港当時のまま残っている石積埠頭と三角西港から望む天草五橋の1号橋

手前の石積みは浮き桟橋のあったところです。石積みで作られた埠頭は730mにも及んでいます。埠頭・排水路・橋梁などの全てが砂岩の切石積みで施行され、高度な石積み工法が用いられています。石積みの工法はとても緻密で美しく魅力的で、炎天下でしたが建物以上に興味深く見て歩きました。
          
ムルドルハウス
三角西港の設計者ムルドルの名にちなんでつけられたムルドルハウス(物産館)と石橋

西港にはいくつかの石橋がありました。構造としては、大きな1枚岩を渡して作っているそうです。
          

美しい石積みの排水路
          

天草五橋パールライン
九州本土と天草諸島をつなぐ5つの橋は天草パールラインと呼ばれています。真珠の養殖が盛んなことからこの名前がついたそうです。小島の間を縫うように橋が渡っていて、バスからは両側に点在する島々が素晴らしい景観を見ることが出来ました。
  (↓パンフレットから)
              
天草プリンスホテルで昼食
天草は車エビの養殖で有名です。至る所に車エビの養殖場が見られました。昼食にも生きた
車エビが出ました。逃げ出した元気な海老もいました。
           ↓エビの養殖場
                     

イルカウォッチング
有明海から東仲への出口である早崎海峡には、野生のミナミバンドウイルカが焼く200頭生息しているそうです。世界的にも珍しい「定住イルカ」としても有名です。
1年を通してイルカに遭遇できる確率は98パーセント!と高確率だそうです。

いよいよイルカのウォッチングです。天候も良く波もたっていませんでした。私たちはライフジャケット着てクルーザーに乗り込みました。
クルーザーは出現ポイントまで行きます。すると船のエンジンの音にも驚かず、人懐っこい性格のイルカは、餌付けもされていないのに船のそばまで寄って来て、船と併走して泳いだり、ジャンプしたり船との追いかけっこを楽しんでいるかのような姿を見せてくれます。その姿に感動!。親子イルカの姿も見ることができました。イルカの大群をこれ程近くで見ることが出来ることは想像していませんでした。それにしてもイルカって不思議な生き物ですね。

           
          
          
          
          
          
          
          

藍のあまくさ村
天草と言うことで島原天草の一揆天草四郎銅像があちらこちらに有りました。ここの像は日本一大きい天草四郎像で15mもあります。
「天草うまかもん市場」には天草の特産物が一堂に集められていました。
          
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天草がどんな所か見たくて 今回ツアーに申し込みましたので、イルカはメインとして考えていなかったのですが、イルカウォッチングは素晴らしい体験でした。
夏休みと言うこともあり、お子さんやお孫さんにイルカを見せたいと参加されたご家族が多かったのですが、口々に私たちも楽しめたと言う大人達。

天候にも恵まれ、素晴らしい体験が出来ました。
ツアーで廻った所から離れているところでは雨が降ったのでしょうか、帰路 バスの中から美しい虹も見ることが出来ました。


「クルーザーで行く!感動のイルカウォッチングと天草車海老&真鯛姿造り料理」第一観光主催
パンフレットには書いていなかったのですが、帰路のバスの中でサントリーの発売前の商品缶チューハイ2本(こだわりの果樹園のお酒、レモンと白ブドウ)をお土産に頂きました。 旅行代金7980円