ミャンマーの旅
昨日ミャンマーの旅から帰りました。
雨季のミャンマーですが、幸運なことに観光中はずっとお天気に恵まれました。
ハノイで1泊して次の日の午後1時過ぎにホテルをチエックアウト、17時05分の飛行機でヤンゴンへ向かいました。
ハノイの滞在はヤンゴンへ向けて出発するまでの短い時間でしたが、陶器で有名なバッチャン村
まで足をのばしてみました。
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バイクが洪水のように絶え間なく流れるハノイの街。活気があります。
2003年にベトナム縦断の旅をした時よりも物価が高くなったように感じました。
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ハノイからミャンマーへは飛行機で2時間弱。
ヤンゴンでは車がマナーよく走っていました。
想像をはるかに超える素晴らしいシュエダゴン・パヤー
敬謙な仏教徒が多い国です。
ミャンマーの僧侶の食事は朝食と昼食の1日2回です。朝食は朝5時ごろ。
人々は朝早く起きて、僧侶の為に朝食を用意します。
町の一角には100人分ぐらいの僧侶の朝食を用意する為の大きな鍋がありました。
この様な場所が至る所にあります。
壺の中にはきれいな水が入っています。
安い賃金の為水を買うことが出来ない労働者に飲んでもらうために用意された水だそうです。
鳥の為に町の人が吊るした餌からもミャンマーの人々の優しさが感じられます。
ミャンマーのガイドさん
真ん中が今回ヤンゴンを案内して下さったガイドのティーンさん。
雲南省と国境を接する少数民族が住むカチン州出身の彼女は大学で化学を勉強した後ガイドになるための勉強をしたそうです。
日本語の他に英語、ドイツ語も話せるそうですが、現在ロシア語も勉強中。
少数民族と言うと、旅行の前にDVDで観た映画「ランボー最後の戦場」のカレン族を思い出します。少数民族カチン族も同じように厳しい状態の生活を過ごしたことだと思います。
カチンは現在も内戦の状態が続いているそうです。
ティーンさんを囲んでいるのはフランス語のガイドさん達。
これからどんどん観光客が多くなることを夢見、資格を習得した後も自分たちで勉強会を開いていました。このような姿からもミャンマーの明るい未来が感じられます。
ミャンマーの素晴らしさと、多くの勉強熱心なガイドがいることを日本の方に伝えてほしいと、カメラに向かって「はいポーズ」
自主的に勉強会を開いているガイドさん達 シュエダゴン・パヤーにて
観光で見たヤンゴンは、つい最近までの軍事政権による強い締め付けなどは想像もできないほど穏やかな町でした。
ミャンマー旅行の様子は又ご紹介したいと思っています。