川崎大師に

所用で朝早く川崎に行きました。
それほど遠くはないのに「川崎」って初めて降りる駅?のような・・。駅に着くと「川崎大師」という文字が目に飛び込んで来ました。そういえば川崎には「川崎大師」・・と気が付いてしまったからには、行かない訳にはまいりません。

家を出る時には予定してなかったプチ観光。帰りに寄ることにしました。

JR「川崎」駅から歩いてお大師様にすぐ行けるのかと思いきや、少し歩いて京急川崎駅に行き大師線に乗り、川崎大師駅で下車。駅からは大山門の正面までは長くのびる仲見世が続きます。

天然石アクセサリー店「天然石げんかつぎ」や煎餅店の「津田屋」「寺子屋本舗」ワクワクするお店が並びます。
一軒一軒覗きたいのですが、お店の方と目を合わすと呼び込まれるので、心を押さえまっすぐ大山門を目指しました。

          
川崎大師
開創は大治3年(1128)、開基は尊賢上人、創建功徳主は平間兼乗氏。もろもろの災厄をことごとく消除する
厄除大師として、霊験あらたかなことは、むかしからとても有名です。総本山は京都東山七条にある
智積院です。

          

大本堂は修理中でした。
堂内にはご本尊厄除弘法大師不動明王愛染明王,稚児大師、救世観音、金剛界曼茶羅、胎蔵曼茶羅が奉安されています。
          

不動堂
堂内には成田山新勝寺御本尊不動明王のご分躰が奉安されています。
          

経蔵
経蔵内には説法釈迦如来が奉安されていて、周囲には乾隆版大蔵経がぐるりと収納されています。
天井画も美しく、小さいながら見ごたえのある経蔵です。
          

美しい八角五重塔
          

薬師殿
          

薬師殿の中には薬師如来尊像 と なで薬師がおられます。
なで薬師はなでることで身体健全、病気平癒が祈念できます。折角ですので全身くまなでて来ました。
                        

遍路大師尊像
このお像は空海上人の巡錫されるお姿。躍動的に表現されています。
諸国を巡錫されたお大師様の健脚にあやかり,お大師様の下に置いてあるわらじ草履にお水をかけて健脚を祈願してきました。
          

あちこちのお店から試食いかがですかの誘惑。帰りも心惹かれる仲見世を横目で見ながら駅に向かいました。
          
予定していなかったプチ観光が出来ました。毎年お正月に放映される川崎大師、来年からはより身近に感じそうです。