イスラエルの旅  3日目後半 ティベリア(べトシャン遺跡)→ ヤルデニット→ティベリア

べドシャン遺跡
イスラエル北部 ガラリヤ湖から26キロ南に位置するベト・シャンはとても古い歴史があります。
もっとも古いものは紀元前5000年頃のものと考えられています。
紀元前1800年頃のエジプトの文書や旧約聖書のサムエル記などにその名が記されています。ヘレニズム時代から古代ローマ時代にかけて栄えました。

ここはエジプトへ通じる隊商の通る道にあり、古代から軍事、経済の上で重要な拠点でした。

ガイドの朋子さんは通常の入口でないところを開けてもらい、そこから案内してくださいました。
昨夜の大雨で滝のように流れる水を眺め、、「普段この地域ではめったに見られない光景なので、これを是非お見せしたかったのですよ。」とおっしゃいます。
          
ミニハイキングです。どこに向かうのでしょうか。
                       
              
たどり着いた小高い丘からは、眼下にべトシャン遺跡の全貌が見渡せ、息をのむ光景でした。
朋子さんは突然現れるこの景色を見せたかったのです。
          

丘の上からの眺めを堪能した後、べトシャン遺跡の中を歩きます。
          

後方に今歩いてきた特徴的なテル(丘)が見えます。
           

祭壇跡・王様のモザイク・公共浴場・支柱・公衆トイレ・円形劇場などおなじみのローマ遺跡が広大な敷地に広がっていました。
                             浴場跡
          

           
円形劇場は収容人数8000人ほどの規模です。
          

ヤルデニット
ガリラヤ湖の南にあり、湖からヨルダン川へ流れ込む所に洗礼所があります。
ナザレにいたイエスが、人生の重大な転機に洗礼者ヨハネから ヨルダン川で洗礼を受けられたと言われています。その場所はもう少し下流のエリコの近郊なのですが、ヤルデニットのほうが整備されているので、この場所でイエスが浸かった同じ水を浴びて洗礼を受ける人が多いそうです。
            
川沿いには、コンクリートステップ、柵が設けられ、世界中から沢山の信者が訪れて川の柵の中に浸かり、洗礼の儀式を受けます。
          

          

空のペットボトルを持って行き、ここのお水を持ち帰る人も多くいます。
売店にもペッとボトル入りのこちらのお水が売っていました。 

これから昨日の宿泊と同じ ティベリアのアストリアホテルに向かいます。夕食はホテルでディナービュッフェです。
    
今日も沢山の新しいことを体験できた1日でした。