ガラパゴス探訪クルーズの旅 サンタ・クルス島 

5日目後半
サンタ・クルス

ガラパゴス諸島は今から1000万年ほど前に海洋に現れました。全て火山岩で出来ており、海中で形成されたものです。ホットスポットと言われるマグマの吹き出し口が海底にあり、溶岩が徐々に盛り上がって島となったのです。

溶岩トンネル
サンタクルス島には沢山の溶岩トンネルがあります。その一つを見学しました。
地面をえぐるようにしてできた大きな穴は、火山が噴火した際マグマの通り道になった場所で、溶岩の跡がしっかりと壁に残っています。
          
溶岩の壁の匂いは書道で使う墨の匂いがしました。
          
          
スカレシア
溶岩トンネル付近の10メートルを超える大木を指してガイドさんはガラパゴスの独特の進化を象徴するキク科の植物スカレシアだと説明して下さいました。
ヒナギクの仲間でありながら高木になり、密林を形成するなど、自然環境に適応した15の個体種があるそうです。
                   これがキク科とは思えない大きな木です。
          

溶岩トンネル見学の後は野生のゾウガメの生息地エル・チャットに向かいます。
入口で貸長靴に履き替え歩いて行きます。
エル・チャト
エル・チャトと呼ばれる場所のプリミンアス農場では、草を食べにくる野生のゾウガメを見ることが出来ます。
ゾウガメは海岸近くから山頂付近まで、1日5㎞も移動するそうです。
          

          
人が近くにいてもお構いなしにむしゃむしゃと、草を食べています。
          
迫力満点
          
動物からは2m〜3m以上離れなくてはいけません。そして動物を撮影するときはフラッシュは禁止されています。
          
          
歩いて行く先々でゾウガメに遭遇します.
          

          

          
ゾウガメの甲羅は、人間が楽々と中に納まるほどの大きさです。
          

エル・チャットを後に再びプエルト・アヨラに戻ります。

約2万人が暮らすガラパゴスの最大の街では人々が厳格な規制の下で自然と共存しながら日常生活を営んでいます。
                    この島の男性の娯楽の一つはバレーボール
          

          
ディナーの前菜にはお寿司が   今日はベジタリアンのメインを注文しました。
   
そしてサプライズ
ディナ―の終盤に突然照明が消えました。それを合図に歌を歌いながら船のスタッフ達がケーキを手に行進してきました。
日本からの私たちのツアー参加者は9名。その中にハネムーンの方がいらっしゃいましいた。
行進はそのカップルの前で止まり・・・ 思いもよらない出来事に新婚さんは大感激。船中の方々から祝福されました。
                   
ディナ―の後はバーラウンジでショータイム
          

          
ショーもたけなわになると、乗客も駆り出されダンスタイム。
初めは渋っていた私も参加。ノリノリの写真をアップするのは控えておきます。