ナスカの地上絵・イグアスの滝・マチュピチュ遺跡  南米13日間の旅  マチュピチュ編其の二

9日目後半 インカ道ミニハイキング
マチュピチュには8本のインカ道があるそうです。インカ帝国の時代物資や情報を送り届ける飛脚がこのインカ道を行き来していました。古代インカ道をほんの少し味わう為「太陽の門」までのコースを歩いて見ました。
太陽の門までの道は思っていたよりも歩きやすく危険な場所もありませんでした。

マチュピチュの見張り小屋手前の分岐点から細い石畳のインカ道へと入って行きます。
         
         

大岩の墓跡
しばらく歩いて行くと、少々不気味な大きな岩が目に留まりました。
ハイラム・ビンガムがこの岩の下から人骨と一緒に埋葬された犬の骨を見つけたそうです。
         

ガイドのオスカルさんが「お化けの声がきこえますよ」というので大岩のすぐ傍まで近づくと  聞こえました!  ・・・・・・・さらさらと水が流れる音が・・・・・・
         
変化に富んだ地形では 多くの種類の植物を見ることが出来ます。
今まで見たことのないピンクの羽をした美しい蝶が数頭 フワッとわき立つように現れました。
あまりにも幻想的な雰囲気に立ちすくみ、写真を撮るのを忘れてしまいました。
         
         
         
         
         
宿泊施設だったタンボが見えてきました。
         
儀式が行われたと言われる大きな石
          
さらに斜面を進んで行くと・・・太陽の門(インティプンク)に到着!
ここはクスコからマチュピチュに通じているインカ道のマチュピチュ側の入り口にある門にあたります。
太陽に守られた神聖な門は都市への出入りを監視する関所のような役割を担っていたと考えられています。
         
         
ウルバンバ川、ハイラム・ビンガム・ロード、マチュピチュ遺跡、ワイナピチュが一望できました。
1時間かけて登ってきたかいがありました。
         
インカの道ミニハイキングを終えた後、同じツアーの5人で再度遺跡を廻ることにしました。

時間いっぱい遺跡で過ごした後、マチュピチュ村に戻り・・・・まだまだ元気は余っています!

マチュピチュと言えば「温泉」 入らなくても どのような所か見ない訳にはいきません。
夕食までは1時間あります。宿泊のホテルの前の道をずっと上がっていくとアグアスカリエンテス温泉があります。
温泉の入口の受付の人に「見学するだけ」と言って無料で中に入れていただきました。
入口から川を渡り、坂を上って・・・・う〜ん、思ったより遠い!
目にしたのは温泉というよりはプール。水着着用、深いので立ってはいるそうです。
         
温泉から出てきた日本人に伺ってみると、 循環式でなく溜まり湯で、プール底は砂利敷きだそうです。
「ぬる〜い 泥水に浸かっている感じ、でもそれが結構気持ち良かった」という感想でした。

夕食 
ペルーのお料理は香草の使い方が上手です。たっぷりのスープも、豚もとても美味しかった。 
             

こうして夢に見ていたマチュピチュでの1日は終わりました。