ナスカの地上絵・イグアスの滝・マチュピチュ遺跡  南米13日間の旅 さよならマチュピチュ編

10日目
今日はリマに戻る日。移動だけの1日になります。
早朝マチュピチュ村を散策してみました。

マチュピチュ村の散策の様子を書く前に、昨日書ききれなかったマチュピチュ遺跡の事を少しご紹介します。

インカ人の顔?
マチュピチュからワイナピチュを望むと、ちょうどインカ人の顔に見えるといいます。これはインカの人がそのようなロケーションに狙って造ったからだそうだとも言われますが、真偽のほどは定かではありません。

このように見ると確かに顔に見えますね。
            

                    

ビスカチャ
昨日再度マチュピチュ遺跡を歩いた時、Iさんが急に「ウサギがいる!」と遠くを指さしました。よく見るとウサギとは少し違います。「ビスカッチャ」という、南米のアンデス山中やペルー・アルゼンチンなどに生息している大型の齧歯目チンチラ科 他に齧歯目テンジクネズミ科という説もある動物です。
アンデスウサギとも呼ばれているようです。
それにしても遠いところにいるビスカチャを発見するとは さすが!彼女は弓の名手なのです。
         
遺跡内にはリャマが沢山いました。
         
         
遺跡の石の間に生える草をピンセットで1本1本抜いていました。広大な遺跡ですが、きれいに保たれているのは、気の遠くなるようなこのような作業の賜物なのでしょう。
         

さてマチュピチュ村の散策の様子です。
マチュピチュ村は人口3000人ほどの小さな村です。住民のほとんどは観光に携わっていて この村には失業者はいないとか・・・。
かつて村はアグアス・カリエンテス(スペイン語で湯・温泉)と呼ばれていました。
村のはずれには本当に温泉が湧いていました。

山に向かってメインストリートのインカ・パチャクティ通りが延びています。
この通りに宿泊したホテルはあります。
         
         
ペルーのどの町にも町の中心には広場があり、アルマス広場と呼ばれています。何故なのでしょう。
調べて見ると「アルマス」とはスペイン語で「武器」の意味です。
スペイン植民地時代に、警備する兵士や彼らが持っていた武器にその由来があると言います。

アルマス広場の真ん中にはインカ帝国時代の皇帝の銅像
         
         
         
旧アグアス・カリエンテス駅のホームにはレストランが並んでいます。
         
         
可愛い小物が沢山あります。昨日お土産を買う人を見ていたら、物によってはなんと初めのお値段の
4分の1にまで下がりました。
ペルーの平均的月収は日本円で4万円ぐらいだそうです。いつも私はその国の平均月収を伺います。
これはお土産を買う時、ガイドさん、ドライバーさんにチップを渡す時等の目安にもなります。
         
         
インカマッサージのお店も沢山ありました。歩き疲れた方にフットマッサージが人気。
30分10ドル前後のお値段を言われるようですが、交渉次第だそうです。

いよいよマチュピチュとお別れ
         
         
色々な体験が出来た感動を乗せ,マチュピチュ村を出た高原列車「ビスタドーム」はオリャンタイタンボに戻ってきました。ここからバスでクスコ空港へ。飛行機でリマに向かいます。
         
リマでの夕食は新市街にある日本食レストラン「Fuji」で頂きました。
このお店は日本大使館関係者やリマ在住の日本人ビジネスマンにも人気が高いようです。

いつも旅行に出ると、現地のビールかワインを頂くのですが、今回は日本食には少々ミスマッチですが、日本では味わうことの出来ないビタミンCが非常に豊富な ペルーのカムカムジュースを頂きました。

日本食もどきですが、久しぶりのお味噌汁は懐かしく、パッションフルーツから作ったムースのデザートも美味しかったです。
                     

今回の旅で観光ができるのは明日1日だけになりました。