ニューヨーク、カナダの旅最終日

ホテルから約5kmの所にジョン・D・ロックフェラーの邸宅カイカット(Kykuit)があります。

ハドソン川を一望する小高い丘に聳え立つ、ロックフェラー家が4代にわたって住んだ大邸宅の内部へは、
ガイドツアーのみで入場可能です。
約2時間半のガイドツアーを娘夫婦が申し込んでおいてくれました。
http://www.hudsonvalley.org/historic-sites/kykuit          
ニューヨーク郊外とは思えない景観と、アメリカの大富豪のスケールの大きさを見学することが出来ました。

残念ながら建物の中は写真を写すことは出来ませんでした。

地下のギャラリーを含む6階建てのこの邸宅は、元々20世紀初頭にジョン・D・ロックフェラーJr.によって当地に建てられました。代を重ねるごとに改装工事がなされ、建設当時の上品で控えめなお屋敷から、装飾的で絢爛な現在の姿に作り替えられたようです。
          
広大なお屋敷の全貌と、ここから見下ろすハドソン河畔の眺望もさることながら、ピカソ、カルダー、ノグチら、20世紀を代表するアーティストの彫刻が置かれた庭園、ピカソの手によるタペストリーが展示される地下ギャラリーなど、アートのコレクションも満載。これらは、MoMAの創設者であるアビー・A・ロックフェラーの影響でモダンアートに造詣の深いネルソン・ロックフェラーが蒐集したものだそうです。
          
          
          
          
車庫も凄かった!
さすがロックフェラー家、その大きさと車の台数は半端ではありませんでした。今ではお目にかかることのできないビンテージカーの数々は、車に興味のない私も興味津々。 

敷地内にはゴルフ場もありました。
           
イカット見学の後、「ブルー・ヒル・ストーン・バーンズ」に立ち寄りました。
           
                              
郊外にありながら予約の取りにくいレストランとしても名高い緑広がる「ブルー・ヒル・ストーン・バーンズ」
ここはロックフェラー一族の旧所有地で、レストランは一族が実際に使っていた、瀟洒な建物の一部を改装したものです。

オバマ大統領が何回かお忍びでいらした事でさらに有名になりました。

以前こちらでお食事を頂いたことがありますが、サービスお味ともそれは素晴らしいものでした。

広大なファームでは、季節の野菜や果実やハーブが有機栽培され、鶏や牛、豚等が放牧されるのどかな田園風景がひろがります。夜にはホタルが飛んでいた思い出がよみがえりました。
ここがニューヨークであることを忘れてしまいそうです。

お土産のジャムなどを買った後、いよいよ帰国の途に就きます。

次にニューヨークに来る時には初孫とご対面できます。
無事に生まれてくることを祈るばかりです。