カナダの旅  モントリオール  ローレンシャン高原へ

今日はレンタカーで、ローレンシャン高原に行きます。
目指すはモントリオールから車で北へ約1時間半のリゾート地モン・トランブラン

モン・トランブラン 
モン・トランブランとはフランス語でトランブラン山のこと。標高は875mとそれほど高い山ではありませんが、ローレンシャン高原では2番目の高さを誇ります。この山の麓に広がるビレッジは、ローレンシャン高原を代表する最も人気の高いリゾートです。ここは日本ではメープル街道の紅葉で知られている場所ですが、欧米の旅行者には、夏は避暑地、冬のゲレンデとして、1年を通じて人気の高いリゾート地です。

ちなみにモン・トランブランとは揺れ動く山という意味です。この山は地震断層の上にあります。
先住民は必要以上の狩りをすると山の神様が怒って山を揺らすと信じていたそうです。

ビレッジが近づいてきました。
          

          
先ずはビレッジ内を移動のための無料ゴンドラ「カブリオレ」で途中まで行きます。
カブリオレとは屋根が開く形のボディの車の呼称ですが、由来は馬車の呼び方
          
中庭の噴水を越え、ホテルの屋根をかすめ、 ゴンドラは進みます。一寸スリルがあります。
          
          

ゴンドラが到着したサン・ベルナール広場には かわいらしいホテルやお店、子供たちが遊べる遊具と、
トランブラン山頂に上がるゴンドラ乗り場がありました。
          

          
ここから本格的なゴンドラ(有料)に乗り換えて 目指す 山頂に向かいます。
          

          
山頂に到着
          

          
ローレンシャンには 至る所に湖が点在し、 その数 約7万ともいいます。
眼下には、どんなに美しい光景が広がるのでしょう。
          

          
残念ながら霞んでしまって何も見えません。
森と湖が広がる360度の素晴らしい展望があるはずなのですが・・・
          
山頂にはカフェテリアもありました。
イラン人グループと一寸おしゃべり。30年も前に放映されていた日本のTVの「おしん」をご存知でした。
おしん」は今でも行く先々の国で知っていると言う話を聞かされ驚かされます。

サン・ベルナール広場に戻ります。
でもこの景色だけでも上ったかいがあります。
          

          
サン・ベルナール広場から、今度は徒歩で下りてみることにしました。
・・・・・・実は2人ともゴンドラに2回乗って来たことをすっかり忘れてしまっていたのです・・・・・・
そのおかげでビレッジを歩いて下りることになったのですが、山麓の斜面を利用して造られたビレッジ内はすべて歩行者天国で、カラフルなレストランやショップが軒を連ねており、とても楽しいエリアでした。
          
          
          
ビーバーのしっぽを模った、人気のビーバーテイルズという揚げパンのようなものを売っているお店
          

          
ビレッジ内を走るシマリス
          

はじめに乗った無料のゴンドラの場所(ビレッジの入口)に戻ってきました。
          
ビレッジを後に、美しい景色を楽しみながらサーブル湖に向かいます。
緑で覆われた今の季節もとても美しいローレンシャンですが、ここは世界で一番美しい紅葉が見られると言われている場所です。
紅葉で一面赤や黄色に染まる風景を想像しながら車を走らせます。

トランブランから車で約40分サーブル湖が見えてきました。
          
          
サーブル湖のクルーズを楽しみました。
          
周辺の説明をするスタッフ
傍らには薪をくべるストーブがあります。ケベック州の冬は6か月もあるといいます。
          
サーブル湖にはビーバーが生息しています。
          
湖畔には別荘が並んでいます。別荘の前には、自家用船。
環境を守るために道路を作らずアクセスは湖からだそうです。
          

          

          

モントリオールのドルチェスター広場近くで レンターカーを借り 出発しようとした時 突然大雨が降りだし、一瞬で道路が川のようになり 一時はどうなることかと思ったけれど、モン・トランブランに着くころにはすっかり雨は止んでいました。

山頂からの景色は霞んでいて見ることができませんでしたが、ローレンシャンの風景を思い切り楽しむことが出来た1日でした。