ラオスの旅  ウドンタニ(タイ)→ビエンチャン→バンビエン

5日目
朝7時 ホテルを出発
タイ東北部イサーン・ウドンタニーにある赤い蓮の海と呼ばれるノンハン湖(タレーブアデーン)。
湖一面に咲く赤い蓮は、12月〜2月がベストシーズンです。
早朝6時〜11時には花が満開となり、広大な湖が赤く染まる幻想的な景色が広がります。

8時前に湖に到着。さっそくボートに乗り込みいよいよ蓮の花が咲く場所に。
       

       
海と言われるほど大きい湖は幅5〜6㎞、長さ80㎞もあります。深さは約2m。
       
この時期 湖には越冬のためにやってきている鳥が沢山います。
船と一緒に平行して水面ぎりぎりを飛んでいくツバメ。シロサギもいました。
       
この湖は、地元の人々の努力によって、多種の水生植物や海洋生物が生息する豊かな生態系が維持されています。大きなヘビやワニもいるそうです。
       

       
「私は今天国にいるの?」 という光景が広がります。
       
花は実際は赤ではなく、濃いピンク色です。
       

       
蓮(スイレン)の花が湖一面に咲く光景はまさに桃源郷
夢のようなひと時でした。来て良かった!

タレーブアデーンの観光後、再びラオスビエンチャンに戻ります。

タイの国境を超える直前にバスのドライバーさんが、「家にお土産を買って行く」とガスボンベを購入。
タイでは約1300円、ラオスでは倍の約2600円でこのガスボンベが売られているようです。これ1本で約4か月使えるそうです。ラオスの平均月収は米ドルに換算すると約100ドルなので、この価格の差は大きいですね。
       
11時40分今度はタイ→ラオスの国境越え
ビエンチャン
昼食はラオスのレストラン「福満楼」にて中華料理を頂きました。
              

昼食後はビエンチャン市内観光です。
ワット・シーサケット
ビエンチャンに現存する最古の寺院。1818年〜24年間にアヌウォーン王によって建てられたました。タイのバンコク様式を取り入れていた為、1828年のシャムの侵攻でも破壊されず、収蔵品は略奪されましたが、建立当時の原型をとどめています。本堂には2000体もの仏像が並び、回廊の壁に開けられた3420ものアナには2体ずつ計6840体の小仏像が納めれれています。
       

       

       

       
ワット・ホーパケオ
1560年にルアンプラバンからビエンチャンに遷都した時に、当時の国王セーターティラート王がエメラルド仏を安置するために造ったお寺です。
1730年、1828年のシャムン侵功の際に破壊され、エメラルド仏は落ちさられました
現在の寺院は1936年〜42年に修復されたものですが、原型とはかなり異なるスタイルで修復されました。セーターティラート王の保護寺院であるため僧侶がいないので、実際は祠です。
       
タラート・サオ
ラオス最大級のマーケットです。タラートは市場の事、サオは朝という意味。朝市という言う名の通り、昔は朝市だけでしたが、現在は夕方まで開いています。
雑貨、衣料品、電化製品等が所狭しと置いてありました。
       

       
バンビエンへ
ビエンチャンを後にバンビエンへ約150㎞の移動です。
途中日本のODAにより2010年に造られたヒンヘップ橋を渡り、ターファ村を通りました。
       
ターファ村では近くのナムグム湖で採れた魚を売る屋台が軒を並べています。
24時間営業をしているそうです。
       
         

       

       
魚だけでなく水牛の皮も売っていました。毛もついて居ますが、焼いて食べると美味しいそうです。
       
バンビエンに到着、トラックに乗り換えて宿泊のヴァンサナ・バンビエンホテルホテルに17時到着。

宿泊のホテルで夕食
                

       
ホテルから眺める景色は素晴らしい!
ここバンビエンは“ラオスの桂林”と称される景勝地なのです。