イースター島・タヒチの旅   イースター島 タハイ儀式村のモアイ

4日目 (1)
昨夜の大雨も止んで お天気も回復。いよいよモアイ像に会えます!

まずはタハイ儀式村に
タハイ儀式村
タハイ儀式村に着くと、モアイ像に惹かれてイースター島に移住して約20年の日本人で唯一永住権を持つベテラン公認ガイドの最上さんがお出迎え。詳しい説明をして下さいました。
           長い事会えるのを夢見ていたモアイ像になんと虹が!
       
タハイ儀式村はアメリカ人の考古学者ムロイ博士が復元した遺跡で、時代の異なる3つのアフがあります。
アフとはモアイ像が立てられる以前からあった石を積み重ねた台座のことです。アフは各部族の墓で、祭壇として崇められました。後にアフの上に小さな石像が立てられ、次第に部族の力の象徴として巨大化したのがモアイと考えられています。

ここには現在イースター島で唯一目が入っているモアイがあります。
  
  
アフ・バイ・ウリ (700年代の物で人工遺物としては最も古い)
5体のモアイが並んでいますが、頭が欠けているものや胴体のみのものもあります。
       
       
アフ・タハイ(中期に作られたモアイ)
       
                 横から見ると割とスリムです。
       
アフ・コテリク(後期に作られたモアイ)
イースター島で唯一目があるモアイ。頭には立派なプカオが乗っています。
プカオは帽子のように見えますが,髷だそうです。17世紀にイースター島を訪れた西洋人の記録に、島の男性はみな頭に髷を結っていたと書かれていたことから有力視されています。後期に立てられたモアイ像は、ラノ・ラルクから各部族のアフに運ばれ、頭にプカオを乗せ最後に目を入れました。
       
       
  
ハレ・バカ(ボートハウス)
住居と言われていますが、ホトゥ・マトゥア王が上陸した時に、乗って来たカヌーの下に住んでいたと言う伝説からこの形になったと言われています。一般の住居というより首長の寝室、特別な場所として使われていたようです。
       
ハレ・モア(ニワトリ小屋)
かつてイースター島には動物はいませんでした。ニワトリは貴重な食料で石を積んだニワトリ小屋に大切に保管されていました。
       
次はタハイ儀式村からバスで約25分アナケナ・ビーチに向かいます。