イースター島・タヒチの旅   イースター島  アフ・トンガリキ

4日目(3)
アフ・トンガリ

       
モアイ倒し戦争でうつぶせに倒されたモアイは、1960年のチリ地震による津波でバラバラに砕けてしまいました。
1995年に日本の香川県高松市のクレーン会社タダノの援助によって復元されました。
地震前に撮られた1枚の写真が残っていたことから復元に成功したそうです。
ズラリと並んだモアイ像
モアイが立つ全長約100m、幅6mのアフはポリネシア最大級と言われています。
16体目のモアイになって見ました。(手もモアイに真似ています。)
15体のモアイたちが見つめる先には、岩肌をむき出しにしたラノ・ララク死火山。
島のほぼ全てのモアイはラノ・ララクの凝灰岩を削り取って作られました。
アフの近くには、彫刻の施された石、倒れたモアイやいくつものプカオなどが転がっていました。このエリアだけで33体のモアイが確認されたそうです。
トンガリキから一体だけ少し離れたところに立てられている「モアイ・ホトゥ・イティ」は、1982年の大阪エキスポランド「謎のイースター島巨石像展」のために日本に来た事があるそうです。

アフ・トンガリキの朝焼け、日の出
次の朝(旅の5日目)アフ・トンガリキの朝焼けを見に行きました。
アフ・トンガリキのモアイは、朝日を背に浴びる唯一のモアイということで、サンライズポイントにもなっています。
昼間の表情とはまた違い、モアイのシルエットと朝焼けの空のコントラストは実に美しく、感動的です。
       

次はモアイ像が切り出させたラノ・ララクに行きます。