イースター島・タヒチの旅   イースター島   ラノ・ララク

4日目(4)

ラノ・ララク
アフ・トンガリキの場所から見えていた山 ラノ・ララク

イースター島のモアイ像はほぼ全部がラノ・ララクから切り出されました。

入口で、石の説明を受けた後 山を歩きます。
ラノ・ララクの石質は比較的柔らかい凝灰岩。これを玄武岩のテホと呼ばれる石斧で彫りだし最終的には黒曜石でモアイの細部を仕上げたのです。

トレイル(遊歩道)で最初に目にしたのがこの倒れている大きなモアイ像
        
大きさとシャープな顔立ちのモアイ・ピロ・ピロ。名前のある数少ないモアイ。
12mもあるそうです。
        

        
イースター島紹介の本に必ず登場する写真うつりの良い2体のモアイの前で。
        
一文字に結んだ唇のモアイ像
        

        
少し登ったトレイルの先端付近からは、先ほど見て来たアフ・トンガリキの姿が望めました。
又少し進むと、ちょこんと正座して、手を膝の上に置いているモアイがいます。
ラパ・ヌイ語でひざまづくを意味するモアイ・トゥク・トゥクと呼ばれています。

今まで見て来たモアイとは全く違った雰囲気です。可愛い。
        

        
さらに上に登ると、切り出し途中のモアイが沢山います。中には島最大のモアイ・テトカン ガ・ア・ラ・ノは21.6mもあります。
この切り出し中のモアイを見ると製造過程が分かり、モアイを作るのにどれだけの時間と動力がかかったのか、何故それほどまでにしてモアイを作ったのか、何故突然作業をやめてしまったのか、益々謎は深まって来ます。
  
 
  

  
イースター島に現存するモアイ像は約900体。復元されて立っているモアイは40体。アフまで運ばれて立ったことのあるモアイは288体。そして、アノ・ララクの石切り場に残されているモアイは397体。アフへ運搬する途中で放棄されたモアイは92体だそうです。

益々深まった謎のモアイを生み出したラノ・ララクですが、山の麓ではのんびりと馬が草を食んでいました。
       

この後一旦ハンガロア村に戻り夕刻よりクラブツーリズムオリジナルイベントのバーベキューデイナーとラパヌイダンスショー そしてお楽しみ抽選会があり、会場はとても盛り上がりました。
       

       

       
ツアー客も駆り出されて踊ります。
       
抽選会の景品はポスター・Tシャツ・エコバック・一番良い景品モアイ像は13名に。なんとその中に私も含まれました!
                  

夕食の後はモアイ像の後ろに沈む神秘的な夕日鑑賞です。
海に向かって立つ7体のモアイ、 アフ・アキビ。7人の酋長だと言われています。
モアイが見つめているのは春分秋分の 日に太陽が沈む方向です。