キューバの旅  ハバナ→シエンフエゴスへ

3日目  1
今日はバスでシエンフエゴスへ約3時間30分の移動です。

世界遺産の町シエンフエゴス
スペインが支配していたころ、シエンフエゴスはスペイン王にちなんで、フェルナンディナ・デ・ハグアと呼ばれていました。町に昇格した1829年からは、当時のキューバ島総司令官に敬意を表して、その名を冠したシエンフエゴスと改名しました。 
シエンフエゴス湾の入り口には、カリブ海に出没する海賊の襲撃に備えて17世紀に造営されたスペイン式の砦(ハグア城)が残り、ホセ・マルテイ広場を中心にした旧市街には、繁栄時代のフェラール宮殿やサン・ロレンソ学院、市庁舎などの建造物が保存されています。

シエンフエゴスの街中を少し観光です。マルティ広場でバスを降ります。ここがこの街の中心地です。
中央にホセ・マルティ像があり、周りはコロニアルな建物で囲まれていました。ヨーロッパの雰囲気です。ここのホセ・マルティ広場を中心とする旧市街地は2005年に「シエンフエゴスの都市的歴史地区」として、世界文化遺産に登録されました。

マルティ広場ホセ・マルティ像 
昨日革命広場の中心そびえる、ホセ・マルティ記念博物館をご紹介しましたが、彼は1895年〜98年のスペインからの第2次独立戦争を指導したキューバ建国の父と言われる人です。
        
今は市庁舎として使われている旧行政府宮殿
        
トマステリー劇場 
        
プリシマ・コンセプシオン大聖堂
   
この広場は、シエンフエゴスの中心にあるそうです。
        
文化会館
        

        
不思議な雰囲気の全身白ずくめの女性。
気になったのでガイドさんに伺うとアフリカ宗教の人だとおっしゃいました。
        
キューバカトリックとアフリカ宗教が中心で無宗教の人も多いようです。
アフリカ系キューバ人が好む服装に、「全身同じ色で揃える」というものがあります。彼らが信仰する宗教で、何人かいる女性の神様の色が、それぞれ赤や黄色だったりするところから来ているようです。サンテリアという宗教では、頭にも白いスカーフを巻き、髪の毛を隠したり、白いハイヒールに白いソックスをはくという、全身白い服装をするというものがあるそうです。今回の旅行中 私は4人の全身白い衣装の方を見ましたが、他の色の方は見ませんでした。

パラシオ・デ・バジェで昼食
海岸沿いを南に下りてレストラン「パラシオ・デ・バジェ」に行きました。
ここで昼食を頂きます。
この邸宅は1913年にオーストリアのアシスクロ・バジェ・ブランコによって256万ドルと4年を掛けて建設されたそうで、ムーア様式を基調にイタリア、フランス、アラブ等の折衷様式の建物です。
        

        
ロブスターが獲れたからと言う事で、ロブスターを追加注文。獲れたてのお味は最高でした。
      
お食事が終わってから建物の中を見せて頂きました。
外観も豪華絢爛の建物でしたが、内装もすごい。扉や天井の彫刻が細かく美しい!
使われている大理石の柱やシャンデリアなども、どれをとっても高価なものばかりです
        
        
屋上からはシエンフエゴス湾が一望できました。
    
昼食後はトリニダーに向います。