ブルネイの旅 リバーサファリ カンボン・アイールの水上集落 マレー技術博物館 ナイトマーケット
マングローブ リバーサファリ
これからボートに乗ってブルネイ川を南下しリバーサファリです。
テングザルに会えるかな?
ブルネイの首都「バンダル・スリブガワン」は「繁栄する豊かな港」と言う意味です。その名の通りブルネイ川が海と交わるところにある、小さな都市です。この場所も川と海が交わっています。
これから水上集落を抜けて、ジャングルへと向かいます。
ほとんどのボートがすごいスピードを上げて走っています。
王宮が見えました。
謎の王宮
イスラム法では男は女を「平等に愛せる」という条件で最大4人まで奥さんを持つことができます。遠くに見える宮殿は、王族が何番目かの奥様に建てた宮殿なのですが誰も住んでいないそうです。
ガイドさん曰く「謎の宮殿」
いました!テングザル テングザルはマングローブの新芽を食べるそうです。
たくさんいましたが 遠い。うまくカメラに収まりませんでした。マレーシアでリバークルーズをした時には、テングザルをしっかり見ることが出来たのですが。
マングローブの実も沢山なっていました。ジュースなど食用にもなるそうです。
遠目ではあるけれど テングザルを見ることが出来たので、みな大満足。
次は水上集落の見学です。
カンボン・アイールの水上集落ブルネイの首都・バンダルスリブガワンを流れるブルネイ川の上には、カンポン・アイールという集落が広がっています。42の村と人口3万に以上が住んでいる巨大集落で、世界最大規模といわれています。600年以上の歴史があるそうです。
ブルネイの人口は40万人。「カンポン・アイール」に住んでいる人は3万人以上なので、実に国民の約1/10の人たちがこの水上集落に住んでいるということになります。
政府はブルネイ川埋立計画やこの集落の火災の発生が多い為移住を奨励してるそうです。格安の賃貸料移住者用に建ててある公営団地にすぐに移転出来、10年以上住めば、その住宅は入居者のものになるというのに、ここに留まる人が多いそうです。
水上集落では自家用パワーボートや、パワーボートの水上タクシーを使って陸と行き来して生活しています。 水上タクシーで陸に上がり、そこから車で会社に行く人が多いそうです。
水上家屋といっても、商店もあれば学校、モスク、警察署、消防署、ガソリンスタンドまであります。
水道管
集落には、電線も張り巡らされています。ガスはプロパンガスを使用。
右端の緑の屋根はバス停ならぬボート停。ここに立って手を振ると、流しのボートが停まってくれるそうです。
水上には警察署も消防署もあり、 パトロールボート&消火ボートも待機しています。
消防署
写真右端の緑色の屋根の建物は学校
集落を歩いてみました。
鳥小屋
こちらのお宅を訪問します。この家のご家族はすでに陸に移動していて ここは お手伝いさんを雇い ビジネスとして観光客用に開放しているそうです。
入ってすぐ30畳くらいの大広間がありました。
お茶とお菓子のおもてなし
どのお菓子もおいしかったです。
この竹の皮?に包んだクエスルルというお菓子はウイロウとそっくりなお味。甘い香りのするハーブ・パンダンを使っているそうです。
広間の次の部屋にはトロフィーが沢山飾れていました。
この家の持ち主はボート作りの名人で そのボートに乗りボートスピード競争で獲得したトロフィーだそうです。
台所
トイレ
家の横の通路の一部を開けて釣りをするそうです。
確かに他の国の水上生活集落よりも設備も整っていましたし、きれいでしたが、想像していたよりも簡素でした。やはり住んでいる人は、この場所が好きなのでしょうね。
マレー技術博物館
この博物館では昔の人たちがどのような生活をしていたのか、知ることができます。
3つの展示室からなっていてました。
*19世紀から20世紀中期のカンポン・アイールの住居と生活様式の再現。
*水上集落で見られる造船、屋根製造、錬金術、錬銀術、真鍮鋳造、衣類縫製を含む さまざまな手芸品や家内工業製品を展示。
*内陸に住むケダヤン人、ドゥスン人、ムルト人の家やプナン人の小屋など人々固有 の技術を含んだ展示があり、サゴヤシ、ブラウン・シュガーを使った製品、そして 手工芸品も展示してありました。
ナイトマーケット
ブルネイについた日の夜ナイトマーケットに行きました。
お惣菜などが売られています。
ブルネイで頂いたお料理はマレー料理が多く、日本人の口にもとても合うどれも美味しいものでした。
今回のブログは庶民的なブルネイの紹介になりました。