「月見のおわら」「加賀屋 雪月花」に泊まる3日間の旅  2日目

2日目  金沢=近江町市場=金沢21世紀美術館=金沢ニューグランド(加賀野菜を使ったプランス料
    理の昼食)=長町武家屋敷跡=和倉温泉(加賀屋)

ホテル日航金沢のシモンズ製のベットは寝心地が良く不眠症の私ですが、ぐっすり眠れました。

朝食は2階のブッフェレストランか6階の日本料理の弁慶から選べますが 弁慶を選びました。
弁慶はワンフロアを占有していて日本庭園もある広々として落ち着いた雰囲気です。
              
御膳の二段重は煮物やだし巻き玉子、焼き魚ほたる烏賊の塩辛などのおかず ご飯も2種類から選べます。この他に天ぷら、サラダ、フルーツなどの多くの種類のブッフェが付くスタイルです。
                 
近江町市場の見学
アーケードの中に鮮魚や青果などの店が並んでいます。まだ混み合っていなくて、ゆっくりと見て回ることができました。生牡蠣や串焼き、フルーツなどその場で食べられるものもあります。地元の魚介や珍しい加賀野菜などの見学は旅行の一つの楽しみです。
        
高級魚「のどぐろ」も沢山売られています。

錦織圭の「のどぐろがあったら食べたい」発言から一気に知名度が上がったのどぐろ(正式名称は
アカムツ)旅行中2度頂きました。炙りののどぐろは白身魚とは思えないほどに身に弾力感があり、
油が乗っていました。
        
        
東京では見かけない 加賀野菜「金時草」 九州では「水前寺菜(スイゼンジナ)」と呼ばれていて、九州に住んでいた時にお浸しとして良く食べていました。ゆでるとヌメリガ出てきて健康によさそうな野菜です。
        
金沢21世紀美術館金沢市中心部、兼六園の近くにあり、「まちに開かれた公園のような美術館」を建築コンセプトとした、外周がガラス張りの直径113mの円形建築です。

スイミング・プール
この美術館で一番人気のあるレアンドロ・エルリッヒの作品です
水を張った透明な板にさえぎられたプールを地上と地下(水中)という異なる視点から眺めることができます。
        
金沢ニューグランド(加賀野菜を使ったプランス料理の昼食)
         
お料理は勿論のこと レストランは12階にあり眺めも最高。
加賀藩祖、前田利家公とその正室、お松の方を祀る神社。尾山神社が 眼下に緑が広がります。
                    尾山神社
        
長町武家屋敷跡
石川県金沢市の中心部からやや西方に位置する長町に残された藩政時代の武家屋敷跡です。

長町には藩政時代には中級武士の屋敷が建ち並び、火災が少なかったこともあって往時の町並みが現在でも良い状態で残されています。

当時の武家屋敷は周囲を土塀で囲むのが慣わしだったので、長町武家屋敷跡にはそうした土塀が数多く残っています。路地を歩いているとまるで江戸時代に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。


        
野村家
長町で唯一 一般公開されている武家屋敷跡。代々奉行職を歴任してきた加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡を見学しました。
加賀藩のお抱え絵師、狩野派の画人・佐々木泉景による山水画をほどこした襖や、総檜造りの格天井、ギヤマン入りの障子戸など、文化財的な評価も高い屋敷です。
野村家の庭園は樹齢400年の山桃や椎の古木や六尺に及ぶ大雪見灯篭、さくらみかげ石の大架け橋などが絶妙なバランスで配置されており、濡れ縁のすぐ下にまで迫る曲水、落水を配した佇まいは、屋敷と庭園が見事に調和した造りを見せています。
2009年にミシュランの観光地格付けにて2つ星に選ばれ、過去には米国の庭園専門誌の日本庭園ランキングで第3位に選ばれるなど、海外からも高い評価を受けている為、外国人観光客も多くみられました。
        

        

        

加賀屋今夜の宿泊は 石川県七尾市和倉温泉にある、加賀屋「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」でも30年以上1位を取り続けていることで有名な旅館「加賀谷」です。

添乗員さんは パンフレットで見る、ずらりと並んだ仲居さんのお出迎えを私たちに体験させたくて、到着前に何回も加賀屋に電話で連絡して下さっていましたが、仲井さんたちの打ち合わせ時間中らしく、電話がつながらず恐縮していました。
バスが到着すると、男性スタッフが数人あたふたと駆け寄ってきました。

        

        
ロビーではお琴の生演奏がおこなわれます。
        
ラウンジにある輪島塗のグランドピアノ
        
宿泊したのは雪月花15階の特選階
この特選階は2015年4月にリニューアルしたばかりで非常にきれいでした。
 
部屋では早速お茶のおもてなし
                
加賀屋では館内を彩る数多くの美術品を配していて、宿泊客に、館内の美術品を案内してくださる「館内美術館ツアー」があります。夕食前にツアーに参加しました。
館内にある能舞台
        
加賀友禅作家由水十久の作品 
        
        
夕食
        

        

             
さすが加賀屋 どのお料理も美味しかったのですが、量が多くて食べきれなかったのが残念。

加賀屋雪月花歌劇団
お食事の後は加賀屋1階シアター倶楽部 「花吹雪」で加賀屋雪月花歌劇団雪組」公演を観ました。2003年にOSK日本歌劇団の中心メンバーを基に結成された加賀屋専属の歌劇団。きらびやかで楽しいショーでした。
        
次の日の朝食
        

この日の宿泊客は600人。加賀屋は落ち着いた名旅館というよりは 活気あふれる華やかな大型旅館といった感じでした。